ビジネスに生かす中国古典の言葉(第14回)相次ぐ選挙で考える―政治家に足りないもの

歴史・名言

2016.07.01

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 2016年後半は重要な選挙が目白押しです。7月10日は参議院選挙の投票日。現在、立候補者だけでなく安倍晋三首相ら政党のトップや幹部が、声をからして有権者に支持を求めています。続いて7月末には、東京都知事選挙が控えています。そして、少し先にはなりますが、11月に民主党ヒラリー・クリントンv.s.共和党ドナルド・トランプが対決する米国大統領選挙が行われます。

 こうした選挙では、立候補者が政治公約を掲げ、その必要性を語り、実現に向けて全力を尽くすこと訴えます。しかし、中にはあまりにも都合の良い、実現可能性の低い公約ばかりを堂々と語っているケースも見られます。当選するために投票者を喜ばせることしか語らない、そんな候補者に問いたいのがリーダーとしての覚悟です。

 これについて、中国古典にぴったりの名言があります。

たれうらみににんじ、そしりを分かつを宰相さいしょう細行さいこうとなすをわんや。(『三事忠告』)

(訳)恨みを身に受け、誹謗(ひぼう)を受け止めることも、宰相の重要な職責である。

 この名言の出典となっている『三事忠告(さんじちゅうこく)』は中国元朝の名臣・張養浩(ちょうようこう)が政治の乱れを憂いてまとめたもので、人々を導いていく立場にある政治家や役人や裁判官が持つべき信念・道徳を記しています。

恨まれても、謗られてもやるべきことを果たす…

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