注目を集める地方発のベンチャー(第7回)服を入れてボタンを押すだけで燃料にリサイクル

地域活性化

2016.10.04

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日本環境設計 岩元美智彦社長

 不要な衣料品やおもちゃなどを回収して燃料にする技術とネットワークを生み出したベンチャー企業、日本環境設計を経営する岩元美智彦社長。連載3回目はリサイクルビジネスとの出合いと自ら取り組むことにしたきっかけについて聞いた(聞き手は、トーマツ ベンチャーサポート事業統括本部長、斎藤祐馬氏)。

斎藤:日本環境設計のリサイクル活動は他とはどこが違うんでしょうか?

岩元:洋服や繊維製品をリサイクルする「FUKU‐FUKUプロジェクト」では蜂をマスコットにしていて、蜂のマークの付いた回収ボックスに、不要になった洋服を入れてもらうようにしています。要はその蜂をリサイクルのイメージキャラクターとしてブランド化しているわけです。

 そしてリサイクル材で作ったシャツや、いろんなものにそのマークを付けて販売しているのです。消費者は、同じものであれば蜂のマークが付いたものを買いましょうと、それでいらなくなったら蜂のマークの付いたボックスに入れましょうという行動に自然となっていくわけです。すでにこのブランド製品の販売で数千万円という利益が出るようになりました。うちにはすでに全国に回収拠点がありますから、蜂のマークは認知がどんどん高まっている。

 仮にこれから競合が出てきて、サルさんやカニさんのマークが登場してももう遅いわけです。セブン&アイ・グループやイオンですでに蜂くんが設置されています。しかも、それがどんどん広がっている。こういうビジネスモデルなんですね。

斎藤:売り上げの規模はだいたいどのくらいなのでしょうか。

岩元:今、売り上げと利益はほぼ一緒なので。

収益源が分散していて均等に回る強さ…

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斎藤 祐馬

トーマツ ベンチャーサポート事業統括本部長 1983年愛媛県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、2006年にトーマツに入社。2010年にトーマツ ベンチャーサポートを事実上立ち上げた。公認会計士でもある。

※トーマツ ベンチャーサポートは、2017年9月1日より「デロイト トーマツ ベンチャーサポート」に社名変更しました。

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