脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」(第81回)
成功するポイント?アクセスポイント
公開日:2017.05.18
会議室でプレゼンする際に欠かせないアイテムが「プロジェクター」です。スクリーンや壁一面にPCの画面が投影できるため、参加者全員が同じ情報を確認できます。
近年各社が投入しているのが、スクリーンや壁からわずか10cmほどの場所に設置できる「超単焦点」タイプ。発表者の動きを邪魔せず、影が映り込まないといったメリットがあり、商品価値の新たな評価軸となっています。
本記事では、各メーカーから発売されている、特徴的な機能を持ったプロジェクターをピックアップして紹介します。
プロジェクター市場で「21年連続国内シェアナンバーワン」をうたうメーカーが、セイコーエプソンです。プロジェクターの基幹部品となる「高温ポリシリコンTFT液晶パネル」を社内で生産しており、企画から製造、販売まで一貫した、垂直統合型のビジネスモデルを行っています。昨年8月には、プロジェクターの世界の累計販売台数が2000万台に達したと発表しています。
そんな同社のプロジェクターで、ビジネスユースの最上位モデル販売されているのが「EB-2265U」です。解像度はフルハイビジョンを超える1920×1200ドットで、図面や表の細部まで表現できるといいます。また、大会議室にも対応できるよう、最大5500ルーメンという強力な出力を備えています。
このほか、スクリーンに対し斜めから投写しても、ボタン1つで画面のゆがみが補正できる「ピタッと補正」機能や、スマホやタブレットからワイヤレスで投影できる機能も備えています。前述の通り、同社のビジネスユースとしては最も高機能な製品のため、価格も44万8000円(税抜き・直販価格)と高額です。
セイコーエプソンのプロジェクターは、幅広いラインアップも特徴です。例えば「EB-S04」という機種は、ビジネスユースとしては最も安い3万9980円(税抜き・直販価格)。解像度は800×600ドットですが、前述のピタッと補正機能や、スマホ・タブレットとの連携機能を備えています。
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執筆=大久保 通
フリーライター。地方紙・業界紙での記者経験を経て独立。企業取材、インタビューを中心に幅広く執筆活動を行っている。
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