オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2017.12.20
AI(人工知能)技術の発達によって、私たちの生活は大きく変わりつつあります。身近なところでは、AIを活用した家電製品や住宅も現れ始めています。また仕事のさまざまな分野でも、従来なら人間が熟考して判断していた事案を、AIに判断させることで迅速化を図り、コストを削減する動きが進んでいます。
AIは金融分野においても導入が進んでいます。例えば、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資で設立されたJ.Scoreは、2017年9月から個人向けのAI融資サービスである「AIスコア・レンディング」の提供を開始しました。
このサービスは、融資の希望者が、AIスコア・レンディングの申込画面に表示されている質問に回答していくことで、融資の限度額や利率が決定していく仕組みです。限度額や利率を計算する一般的なプログラムと違う点は、質問内容が年収などのデータに加えて、職業、趣味、買い物の仕方といった情報など多岐にわたるところです。
AIがこれら回答を、ビッグデータと照合・分析して、申込者の返済能力を計算していくのです。このため、同じ年収だとしても趣味や嗜好によって、融資限度額が異なるケースがあります。今までは現状の年収などそれほど多くはないデータから導き出していたものを、AIが人物像や将来性も加味して判断してくれるのです。
AI融資は、金融機関にとっては審査の自動化と迅速化をもたらし、借り入れをする側にとっては融資の可能性拡大というように双方のニーズを満たす融資商品になる可能性を秘めています。
執筆=水野 春市
経済関連の調査活動を行うミハルリサーチの一員。主に地域の伝統産業や企業行動に関するレポートを作成している。
金融機関を味方にすれば企業は強くなる!
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。