オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2017.12.05
生活者にインタビューする際、レコーディング・グラフィックの手法を使って話している内容をその場で図式化すれば、聞き手も話し手も理解が進み、本音を引き出しやすくなる。「気持ちいい」など、生活者が語る言葉のイメージだけでは曖昧なとき、生活者が感じるその言葉に近いイメージの写真を選んでもらえば、聞き手も分かりやすい。話す内容や言葉を視覚化することができれば、双方の理解につながるはずだ。
デザイン・シンキングでは、生活者の行動をインタビューしたり、出来上がったプロトタイプを試してもらったりすることが多い。そうした内容は、さらなる気付きやアイデア出し、プロトタイピングといったそれぞれのプロセスの判断基準にもなるだけに、重要な場面といえるだろう。
左はこれまでのライオンの「トップ ナノックス」で、右が2016年2月に発売した「トップ スーパー ナノックス」のパッケージ。「センイ1本1本から徹底クレンジング」のキャッチコピーを押し出している
だがモニターとなる生活者は必ずしも本音を言うとは限らないし、自分の考え方をうまくまとめて話せない人もいる。聞き手が話し手の言葉を正確に理解できなければ、開発の方向性を誤ることにさえなりかねない。
執筆=日経デザイン編集部 大山 繁樹
ビジネス課題を創造的に解決するデザイン・シンキング
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。