ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2017.05.25
オーストラリアで、スマートフォンを使った「オンデマンド」の保険サービスが登場し、話題になっています。これは、米サンフランシスコ発のベンチャー企業が開発した「Trov」(トローブ)というサービスで、カメラ、パソコン、スマートフォンといったアイテムを対象とした損害保険を、オンデマンドで販売するシステムです。
Trovは、従来型の包括タイプの保険とは異なります。例えば山登りに行く3日間だけ一眼レフカメラに保険をかけることができます。つまり、特定の物に、好きな時に必要な分だけ保険をかけたい場合に使えます。
Trovの仕組みはシンプルです。利用者は自分のスマートフォンにTrovのアプリをインストール。起動させて必要情報を入力し、保険をかけたいアイテムを選択します。選択したアイテムをスワイプし、保証のレベルと対象期間を選択して契約します。
保険料は1日単位で計算され、例えばiPhone6Sの場合であれば1日当たり55セント(日本円で約44~60円)程度となり、MacBookの場合は1日当たり58セントから81セント(約67~90円)となります。アイテムのスペック、価格、リリース時期などにより、個別に計算されます。
保険金の請求も簡単です。事故や盗難にあった場合はTrovのアプリから保険金請求を選択し、Trovのチャットボットとテキストメッセージをやり取りし、手続きするというものです。なおユーザーのうち、保険金請求が少ないユーザーには、安めの保険料が適用されます。
現在のところ、Trovで保険がかけられるアイテムはスマートフォン、パソコン、カメラ、家電、楽器など1万点程度ですが、Trovでは対象アイテム数を今後さらに増やしていくとしています。
執筆=前田 健二
大学卒業後渡米し飲食ビジネスを立ち上げ、帰国後海運企業、ネットマーケティングベンチャーなどの経営に携わる。2001年より経営コンサルタントとして活動を開始。現在は新規事業立ち上げ支援を行っている。アメリカのビジネスに詳しく、特に3Dプリンター、ロボット、ドローン、IT、医療に関連したビジネスを研究、現地から情報収集している。
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