ビジネスWi-Fiで会社改造(第8回)
Wi-Fiで売り上げを増やそう―売り上げアップ作戦
2020.03.11
経営とITは切っても切れないほど密接な関係といわれる。けれど、なかなか理解できない。そんなIT初心者の社長にも理解できるように、ITキーワードを解説する本連載。今回は雲をつかむような話。身近になった「クラウド」だ。
「社長、社内で運用しているメールシステムが更新を迎えるので、そろそろクラウドに変えませんか」(総務兼IT担当者)
「クラいだと? 確かにわが社は節電に取り組んでいるからオフィスはちょっと暗いかもしれん。でもメールは関係ないだろう」(社長)
「社長、オフィスが『暗い』なんて言っていませんよ。クラウドはIT事業者が提供するサービスです。メールやファイル共有などを、自社でシステムを持たずにサービスとして利用するんです」
「君の話は雲をつかむようでよく分からんが、クラウドで会社が明るくなるなら、考えてみるか」
クラウドは、通信事業者やIT事業者がデータセンターを利用して提供するサービスの総称です。自社でシステムを持たずに、さまざまなインフラやアプリケーションをサービスとして利用できます。メリットは「持たざる経営」の実現です。システム導入を検討する際、クラウドの利用を第一に考える「クラウドファースト」という言葉もあるほど、クラウド利用は一般的になっています。
メールシステムを例にすると、従来は機器を自前で用意し、システムを構築・運用していました。クラウドであれば、事業者のメールサービスを月額料金で利用できるようになります。
社外にあるデータセンター上のアプリケーションなどを、ネットワークを通じて利用する
Q クラウドは在宅勤務に役立ちますか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。
2022年2月4日(金)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2022年4月1日より、施行される改正個人情報保護法。同法では、法人に対するペナルティの厳罰化や、個人情報漏えい時の報告・通知義務などが追加され、企業はより厳格に個人情報を扱う必要に迫られています。では、企業は具体的にどのような対策をとればいいでしょうか?本ウェビナーでは、改正個人情報保護法の改正のポイントやその際に生じうる課題、そして企業が取り組むべき対策についてご紹介します。