お金をかけずに“ざんねん社員”を育てるルーティン(第1回)「1人残らず成長してほしい」と願うことから

コミュニケーション

2017.09.13

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第1回は、上司の指示を待ってから行動する「残念な社員」を変えるための土台となる考え方について紹介します。著者の東川広伸氏は、中小企業など300社以上の経営相談に乗ってきた経営コンサルタントです。9000人以上の社員を育てきた経験を基に、2015年に「残念な社員が一流に変わる秘密のルーティン」を出版。人を育てるために必要なものは「基本的にノートと社長や上司と部下による対話だけ」という東川氏が仕掛けるルーティン(習慣化)とは?

 「東川さん、どうすれば自分で考えて動く社員が育ちますか」。

 私はこれまで経営コンサルタントとして、中堅・中小企業の社長から経営相談を直接受けてきました。ほとんどの社長に共通するのが、こうした人材育成に関する悩みです。

 「社員が育たない症候群」。この症状が最近、深刻になっているように感じます。若者の数が減っているので、小さな会社は人を採用するだけでも一苦労。やっと獲得できても、なぜか上からの指示を待つばかりで自発的に仕事をしてくれない人に育っている(実は育てている)。熱心に教えたつもりでも、あっさり辞めてしまう。この「負のスパイラル」にはまってしまい、なかなか抜け出せないのです。

 でも、大丈夫です。それを解決する方法があります。しかも、今すぐ始められます。それは「社長自身が社員の成長を心の底から願う」ことです。

「社長が心の底から願えば社員は育つ」というロジック…

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著者=東川 広伸(ひがしかわ・ひろのぶ)

1969年大阪府生まれ。大阪産業大学を中退し、電気設備工事会社に勤務した後、リクルートの代理店に入社し、営業職で1年目に社長賞を受賞。その後、化粧品会社やインテリア商社に勤務。2004年、自分で考えて動く社員を育てる「自創経営」の創設者で、父の東川鷹年氏による指導の下、自創経営センターを設立、所長に就任した。これまで中小企業を中心に9000人以上の社員を成長させてきた。

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