時短エクセル(第40回)Excelで英語のスペルの先頭が勝手に大文字になるのを防ぐ

パソコン スキルアップ

公開日:2021.04.05

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

 Excelには、“よかれ”と思って勝手に機能を実行してくれることがある。その第1弾として「ハイパーリンクが勝手に設定されるのを防ぐ」方法を紹介した。

 今回は「英語のスペルの先頭が勝手に大文字になる」のを防いだり、「特殊なつづりが勝手に一般的な単語に修正される」のを防いだりする方法を紹介しよう。これらは「オートコレクト」と呼ばれる「入力した文字を自動で修正したり書式を設定したりする」機能だ。これらがストレスの元になるならオフにすればよい。

英語のスペルの先頭が勝手に大文字になるのを防ぐ

 すべて小文字で入力したいのに、勝手に先頭が大文字になってしまう――。そんな経験はないだろうか。基本的に英語圏では先頭は大文字なので、Excelは勝手に判断して修正してくれる。本当に間違っているなら助かるが、「あえて」すべて小文字で入力したいときもあるだろう。こんなとき勝手に大文字にされるとイライラしてしまう。ならば、この機能自体をオフにしてしまおう。

「ファイル」→「オプション」とクリック

 

「文章校正」→「オートコレクトのオプション」とクリック

 

「オートコレクト」タブの「文の先頭文字を大文字にする」のチェックをオフにする

 

 このほか、「2文字目を小文字にする」や「曜日の先頭文字を大文字にする」など、好みに合わせてオフにしよう。

(c)が勝手に©になるのを防ぐ

 カッコ付きの記号としたくて(c)と入力しても©になってしまう。(R)も同様だ。これらはコピーライトや登録商標を表す場合に使用するものだ。そのつもりで使用するならこれも便利だが、そうでない場合はイライラの基だ。上記は特殊な記号に対して設定されており、まとめてオフにしたり個別に削除したりもできる。

上記と同様の操作で「オートコレクト」画面を開き、「入力中に自動修正する」のチェックをオフにするとまとめてオフにできる

 

(c)が©になることだけを防ぎたい場合は、その欄にカーソルを置いた状態で「削除」をクリックする

 

スペルが勝手に修正されるのを防ぐ…

続きを読むにはログインが必要です

\ かんたん入力で登録完了 /

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

【T】

あわせて読みたい記事

「パソコン」人気記事ランキング

連載バックナンバー

時短エクセル

オンラインセミナー動画

人気
  • 新着記事

配信期間

配信期間:2023年9月15日(金)~2024年8月30日(金)

セキュリティ関連

【経済産業省サイバーセキュリティ課登壇】 サイバー攻撃に対して中小企業が取るべき対策とは