ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2022.03.31
インターネットは日常生活のみならず、企業にとっても欠かせない存在です。社内で独自のネットワークを構築する企業だけでなく、工場などでも製造機器をネットワークで接続して管理することで、生産効率の向上をめざす事例が増えています。
そんなネットワークですが、使い方次第では問題が発生する場合があります。一例として挙げられるのが、ネットワークの輻輳(ふくそう)です。ここでは、輻輳の意味や発生する原因、防ぐ方法などを紹介します。
輻輳とは、1つの場所にさまざまなものが集中する状態のことです。通信の世界では、インターネットや電話の回線が混雑することを、輻輳と呼んでいます。インターネットや電話の回線が輻輳すると、通信の速度が低下し、通信のシステム自体がダウンすることも起こり得ます。
例えば電話回線では、人気ライブチケットの電話予約開始時刻に、チケットサービスの電話番号にアクセスが集中して輻輳が発生するケースがあります。また、災害時の安否確認などでは電話回線の利用者が急増し、輻輳が発生することもあります。
インターネット回線も電話回線と同様に、トラフィックが一時的に大量発生すると、輻輳が起こります。結果として通信速度が低下し、Webサービスへの接続が不可能になることもあります。複数人でWeb会議をしている際、動画が停止したり音声が途切れたりすることもあるでしょう。それらも、社内ネットワークの輻輳が原因の場合があります。
執筆= NTT西日本
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