オフィスあるある4コマ(第32回)
迷子の社長さん
公開日:2022.02.28
サイバー攻撃から社内のデータを守りたくても、多くの中小企業にはIT担当者がいません。しかし、外部のサービスに管理を任せるという方法があります。
企業がIT化を進めるうえで注意しなければならないのが、機密情報の取り扱いです。
普段、何気なく取り扱っているデータでも、個人や企業にとって重要な情報が含まれている場合があります。特に個人情報など、法律で管理方法が決まっているデータは、より厳重に管理する必要があります。そのため、社内の情報セキュリティ対策は、常に万全な状態を保っておかなくてはなりません。
しかし、サイバー攻撃は日々進化しており、セキュリティ対策をくぐり抜ける手段も多様化しています。また、いくら自社のセキュリティ対策を万全にしたとしても、従業員による操作ミスやメールの誤送信といった、人的ミスにより情報が漏えいしてしまうケースもあります。
こうしたサイバー攻撃や情報セキュリティ事故は、大企業だけに限った話ではありません。近年は、中小企業が狙われることも増え、特に大企業と取引がある企業の場合、まずは中小企業に侵入し、それをステップに大企業のネットワークへ侵入するケースもあるのです。
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執筆=相場 龍児
【M】
企業の情報セキュリティリスク認知調査2023
テクノロジーの進化によって、生産性の向上や多様な働き方の実現などの恩恵がもたらされる一方、サイバー攻撃も多様化・複雑化の一途をたどっています。こうした中、攻撃手法などの情報セキュリティリスクをどれくらい認知しているのだろうか。その最新動向について調査しました。
情報セキュリティ対策意識調査2022
DX推進が企業にとって成長のドライバーとなる中、サイバー攻撃も多様化・複雑化の一途をたどっています。AIやRPAなど各種のICTテクノロジーや、社内外のコミュニケーションを円滑化するクラウドストレージ活用が進む現在、企業における情報セキュリティ対策はどうなっているのだろうか。対策度合いや、脅威に感じるもの、対策をするうえでの課題などの最新動向について調査を行いました。
その対策は効果ナシ!セキュリティの常識を検証する
サイバー攻撃の被害が深刻化し、従来のセキュリティの常識が 崩れ始めています。本当に必要な対策とは何か?情報セキュリティ大学院大学の大久保隆夫教授にお聞きしました。