ビジネスWi-Fiで会社改造(第8回)
Wi-Fiで売り上げを増やそう―売り上げアップ作戦
2015.07.01
情報収集を終えると、いよいよ複数の選択肢から一つの結論を出す段階となる。結論導出のためにはメンバー全員での議論が不可欠だが、議論の場では、「目上の人」「声の大きい人」「話の上手な人」などに引きずられて冷静な判断ができなくなることも多い。このような事態を避けるために、リーダーは何をすべきか。
ある広告代理店で新しいビールのテレビCMを企画することになり、Aさんは企画チームのリーダーに抜擢された。そのビールはアイルランドのビールメーカーと共同開発したものであり、従来の国産品とは一線を画する味が特徴だった。この点に着目したAさんは、「従来のビールとは全く異なるというイメージを想起させるCMを作る」ことを目的とし、各メンバーに企画案を検討してもらい、会議で発表してもらうことにした。
会議当日、メンバーの一人であるBさんは、「無名だが演技力に定評がある若手俳優が無言でビールを飲み続ける」という企画を提案した。この企画は当初、他メンバーからも好評だったが、会議の後半になるとなぜかこの企画を推す声が弱まり、結局別の企画を採用することになった。
会議の後、なぜBさんの提案を推す声が弱まったのかをさりげなく他メンバーに聞いてみたところ、 …
林 きのこ/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)
1981年生まれ、京都大学工学部卒。米国研究開発型ベンチャー企業の研究マネジャー。新エネルギー開発プロジェクトを担当する一方で、経済や環境技術関係のコラム執筆も行なう
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。
2022年2月4日(金)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2022年4月1日より、施行される改正個人情報保護法。同法では、法人に対するペナルティの厳罰化や、個人情報漏えい時の報告・通知義務などが追加され、企業はより厳格に個人情報を扱う必要に迫られています。では、企業は具体的にどのような対策をとればいいでしょうか?本ウェビナーでは、改正個人情報保護法の改正のポイントやその際に生じうる課題、そして企業が取り組むべき対策についてご紹介します。