ビジネスコミュニケーション手法の改善(第10回)
【オフィス・店舗向け】回線速度は?サポートの手厚さは?業務用フレッツ光の選び方
公開日:2024.04.17
トレカやクレカ。昔からちまたにあふれる短縮用語。身近なスマホもそう。何でも短くすればいいというわけではないと思っている、そんなIT初心者の社長にも分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、聞いたことがあるかもしれない「タイパ」だ。
「社長、若手も増えてきましたし、社内の業務連絡はタイパを考えてチャットを導入しませんか。メールよりスピーディーにコミュニケーションできると思います」(総務兼IT担当者)
「タイヤ?社用車のタイヤを交換するのか。わかった。安全運転が第一だからな」(社長)
「タイヤではなく、タイパです。時間当たりのパフォーマンスを高めるという意味です。時間を有効活用できるようなツールを導入すれば、効率的に仕事ができます」
「効率化は大賛成じゃが、コスパとどう違うんだ」
タイパとはタイム(時間)とパフォーマンス(効果)を組み合わせた造語で、費やした時間に対して得られる効果や満足感などの時間対効果を意味する造語です。コストパフォーマンス(費用対効果)=コスパと似ていますが、タイパでは時間に対する効果を重視するのです。生まれたときからスマホやネットが身近にあるデジタル世代の若者を中心に、タイパを重視するライフスタイルが広がってきたと言われます。
Q タイパの例にはどんなものがありますか…
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執筆=山崎 俊明
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脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」