脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」(第55回)ゼロトラストはゼロベースで検討

脅威・サイバー攻撃

2022.07.06

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 セキュリティ強化が経営課題だと理解しても、何から手を付ければいいのか分からない。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、まず疑ってかかる「ゼロトラスト」だ。

「社長、中堅中小企業を狙ったサイバー攻撃が増えています!当社もゼロトラストを考慮した対策を検討しませんか。先に言っておくとゼロトラストとは、『何も信頼できない』という前提で対策を立てるというセキュリティの考え方です」(総務兼IT担当者)

「君の信頼も……、ついにゼロになったか」(社長)

「いえいえ、私の信頼はいつも満タンですよ。トラストが歩いているみたいなもんです!」

「そういうところが信頼できないんじゃないか。まずはワシにも分かるように説明して、信頼を取り戻しなさい」

「何も信頼できない」を前提に対策を講じる

 ゼロトラストは、「トラスト(信頼)」が「ゼロ(何もない)」という意味です。よりかみ砕くと、次のような点を意味します。従来の考え方では、社外からの攻撃をブロックできれば、社内ネットワークは安全という前提でした。多様化し、巧妙化するサイバー攻撃に対して今や社内ネットワークも安全ではありません。何も信頼できないという前提で、さまざまな対策を講じる必要があるのです。

Q ゼロトラストとこれまでの考え方の違いを教えてください…

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執筆=山崎 俊明

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