急務!法対応(第13回)
自動車の「OBD検査」が10月からスタート。準備は万全?
公開日:2020.12.23
一度聞いただけではなかなか理解できないIT用語。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、聞くと難しそうだが、覚えるとパソコン操作が楽になる「マクロ」だ。
「社長、今期の売り上げ予想の資料を作りましたので、目を通してもらえませんか」(総務兼IT担当者)
「何だ。前期から10%も減っているじゃないか。計算間違いでもしているんじゃないのか」(社長)
「お言葉ですが、表計算ソフトのマクロ機能を使っているので、計算間違いではありません。社長が使っているファイルでもマクロを使っていますよ」
「マクロか、マクラか知らないが、こんな数字では枕を高くして眠れないじゃないか」
マクロは、ワープロソフトの「Word」や表計算ソフトの「Excel」などを使って文書を作成・編集する際、パソコン操作を簡略化する機能です。例えば文書作成でいつも行う操作手順をマクロとしてWordに記録(登録)しておけば、操作が楽に行えます。ただ、マクロの利用には注意が必要です。マクロのプログラムを悪用したコンピューターウイルスが出回っているからです。セキュリティ対策が欠かせません。
マクロによるパソコン操作の自動化の例
Q マクロの使い方を教えてください…
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=山崎 俊明
【MT】
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
企業の情報セキュリティリスク認知調査2023
テクノロジーの進化によって、生産性の向上や多様な働き方の実現などの恩恵がもたらされる一方、サイバー攻撃も多様化・複雑化の一途をたどっています。こうした中、攻撃手法などの情報セキュリティリスクをどれくらい認知しているのだろうか。その最新動向について調査しました。
情報セキュリティ対策意識調査2022
DX推進が企業にとって成長のドライバーとなる中、サイバー攻撃も多様化・複雑化の一途をたどっています。AIやRPAなど各種のICTテクノロジーや、社内外のコミュニケーションを円滑化するクラウドストレージ活用が進む現在、企業における情報セキュリティ対策はどうなっているのだろうか。対策度合いや、脅威に感じるもの、対策をするうえでの課題などの最新動向について調査を行いました。
その対策は効果ナシ!セキュリティの常識を検証する
サイバー攻撃の被害が深刻化し、従来のセキュリティの常識が 崩れ始めています。本当に必要な対策とは何か?情報セキュリティ大学院大学の大久保隆夫教授にお聞きしました。