ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで“学び”が進化する
公開日:2021.06.30
技術革新とともに次々に登場するIT用語。社員に言われても、何のことかよく分からない。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、聞いたことはなくても、もしかしたらすでに使っているかもしれない「SSD」(エスエスディー)だ。
「社長が今使っているノートパソコンが古くなったので、SSD搭載のノートパソコンに買い換えましょう」(総務兼IT担当者)
「何?SS?パソコンにもサイズがあるのか?LLのほうが何となく安心するが、小さいのはいいかもしれん」(社長)
「SとかMとかLとかのサイズではありません。SSD。パソコンに内蔵されている記憶装置のことですよ。データの読み書きが速くなったり、消費電力が少なくなったり、いろいろなメリットがあるんです」
「SSサイズの小さいパソコンが読み書きしてくれるのか。ワシも小さいときからひらがなの読み書きができて、神童といわれたこともあったな」
「確かにSSDは小さいんですが、SSはサイズの略ではないんです。神童なら分かってくれそうなもんだけどなあ……」
SSD(ソリッドステートドライブ)はフラッシュメモリーと呼ばれる半導体を用いた記憶装置です。SSは決してSSサイズの略ではありません。パソコンの記憶装置は、これまでHDD(ハードディスクドライブ)がおなじみでした。HDDは磁気の駆動装置を利用してデータを記録します。一方、SSDには駆動装置がありません。ソリッドステート(駆動しない固体状態)の記憶装置なのです。近年はSSDの低価格化が進み、薄型ノートパソコンやタブレットなどに搭載されています。
SSDとHDDの違い
※SSDとHDDを比較した表現です。HDDの性能が劣っているわけではありません。
Q SSDのメリットを教えてください…
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執筆=山崎 俊明
【MT】
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2025年2月13日(木)①14時00分〜15時00分 ②18時00分~19時00分
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