ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2021.10.27
Webサイトを閲覧していると次から次へと登場する難解なIT用語。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、金銭被害を含め大きな損害につながる「ランサムウエア」だ。
「君、ワシのパソコン画面が急に固まってしまったんだが、ちょっと見てくれないか」(社長)
「社長、大変です。ランサムウエアに感染したみたいです。怪しいメールの添付ファイルを開きませんでしたか」(総務兼IT担当者)
「ランサム?得意先とのゴルフは4人のフォアサム(2組に分かれる形式)でやることもある。ああ、新しいゴルフウエアか」
「違います!ランサムウエアはコンピューターウイルスの一種です。攻撃者はパソコン画面をロックして操作できないようにして、復旧のために身代金を要求するんです」
「身代金?なんでワシが金を払わないといけないんだ。早く、何とかしてくれ」
ランサムウエアはパソコンやサーバーに保管されたデータを暗号化したり、パソコン画面をロックしたりして操作をできなくさせるウイルス。攻撃者は暗号化したデータやロックしたパソコン画面を復旧させるために金銭(仮想通貨など)を要求します。「身代金要求型ウイルス」とも呼ばれ、被害が世界中で深刻化しています。
ランサムウエアによる攻撃の例
Q ランサムウエアの手口を教えてください…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
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