オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2021.03.22
略語ばかりでどんな意味なのか、何度聞いても分かりにくいIT用語。そんなIT初心者の社長にも、分かりやすく理解できるようにITキーワードを解説する本連載。今回は、ビジネスのキーワードにもなっている「DX(デジタルトラスフォーメーション)」だ。
「社長、わが社もDX(ディーエックス)に取り組みませんか。競合他社に負けないよう新しいビジネスをつくりましょう」(総務兼IT担当者)
「何、デラックスだと。社長室が古くなったので、豪華にしてくれるのか。ワシも他社に比べて見劣りすると考えていたところなんだ」(社長)
「デラックスではありませんよ。DXはデジタルトランスフォーメーションの略語です。デジタル技術を使ってビジネスを革新するといった意味で使うんです」
「フォーメーション?組織変更でビジネスがデラックスになるなら考えてみるか」
DXという言葉が一躍注目されるようになったのは2018年。経済産業省が「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」を発表しました。「全社的なデータ活用ができない既存システムの課題を解決しなければ、デジタル技術の活用による新たなビジネスモデルの創出(DX)はおろか、2025年以降は年間で最大12兆円もの経済損失が生じる可能性がある」と警鐘を鳴らしたのです。
DXレポートに記載された2025年の崖
Q DXとは何ですか…
執筆=山崎 俊明
脱IT初心者「社長の疑問・用語解説」
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。