ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2016.09.28
インターネットで「情報漏えい」を検索すると、「こんなに起こっているのか」と驚くくらい、連日のように情報漏えい事件・事故が報告されている。被害の大小は別にして、情報を守れなかった企業・組織には不名誉な記録が残る。かといって情報漏えいを隠蔽しようとしても、外部からの指摘があったり、内部告発があったりして、もはや情報漏えいを隠し切れない時代であることを経営者は認識しなければならない。
情報漏えい対策の第一歩は、企業に内在するリスクの把握である。リスクは不正アクセスやウイルス感染といった外部攻撃だけではない。社内システムを不正に利用し、関係者が機密情報を持ち出す事件も後を絶たない。ベネッセコーポレーションの情報漏えい事件では、業務委託先の元社員がスマートフォンに大量の顧客情報をコピーして名簿業者に売却した。
「当社は、そんな大量の顧客情報もないし、情報漏えいとは無関係」と考える経営者がいるかもしれない。果たして本当にそうだろうか。漏れて困るのは顧客情報だけではない。製造業なら、取引先から預かった設計データや、自社の強みを発揮する技術情報もあるはずだ。中小規模の企業であっても、生産現場ではパソコンを使って設計・生産データを管理しているところも多い。そうした重要情報が外部に流出すれば、取引停止で仕事を失い、事業継続すら危ぶまれる事態を招くことになる。
執筆=山崎 俊明
「情報漏えい、当社に関係なし」の嘘
2022年6月24日(金)13時30分-15時00分(予定)
業務効率化関連
これからの経営の重要なキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
デジタル技術の急速な発展・SDGs等の社会環境変化や市場の競争環境変化により、企業はデジタルを活用した事業や業務の変革が迫られています。
本セミナーでは、「DX」の概念の理解に加え、事例等を通じ、具体的イメージをご紹介しながらDX推進のためのポイントをお伝えすると共に、すぐにできるDXをご紹介します。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。