技術×IT×デザインで楽しさを生むベンチャー(第3回)

可能性を広げたスマホと印刷の連動

2016.02.03

クリップについて

GOCCO. 木村亮介社長

――お手本はドラえもんだと話すGOCCO.の木村社長のユニークな発想法が、今まで見たこともないような技術を生み出している。まさに起点は「あんなこといいな、できたらいいな」なのだ。第3回は、ユニークな技術を使った具体的な取り組みを紹介する。聞き手はトーマツベンチャーサポート事業統括本部長、斎藤祐馬氏)

斎藤:可視光の技術を使って、アプリやウェブに組み込んだ情報コンテンツを表示する「LITシステム」は、とてもユニークですよね。このシステムの開発で一番難しかったところはどこですか?

木村:最初はまったく何も分からない状態からのスタートです。イアマス(IAMAS=岐阜県大垣市にある情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)の先生にも技術的なアドバイザーとしてプロジェクトに入ってもらって、技術的な説明は難しいのですがかなり苦労しました。

 それがだんだんできるようになってくると、今度は商品としての扱いの難しさも出てくる。ユーザーにとっては「LITシステム」ってとても使いやすいものですが、例えば展示する店側にとってはPITシステムの紙でというような手軽さはない。だから、システムとしての販売の仕方が全然違ってくる。

斎藤:「PITシステム」も「LITシステム」もスマホやタブレットに任意の情報を表示するという意味では同じものですよね?

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斎藤 祐馬

斎藤 祐馬

トーマツ ベンチャーサポート事業統括本部長 1983年愛媛県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、2006年にトーマツに入社。2010年にトーマツ ベンチャーサポートを事実上立ち上げた。公認会計士でもある。

※トーマツ ベンチャーサポートは、2017年9月1日より「デロイト トーマツ ベンチャーサポート」に社名変更しました。

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