急務!法対応(第13回)
自動車の「OBD検査」が10月からスタート。準備は万全?
公開日:2020.09.30
NTT西日本の「おまかせAI 働き方みえ~る」をご存じだろうか。最近パソコンでの業務が多くなり、個業化が進んでいる。誰がどれくらいの業務をどれくらいのスピードでこなしているかが分かりにくくなった。働き方みえ~るは、こんな「比較しにくい」「数値化できない」といわれるパソコン業務を、AIを使って視える化してくれるサービスだ。AIというと一部の大企業が使うものだと考えがちだがそうではない。パソコン1台当たりわずか数千円というかなりの低コストで運用が実現する。
自動化できる定型業務の切り出しは簡単ではない。アウトプットが同じでも、個々のやり方は異なる。また、何人かの社員が重複する作業をしている場合もある。社員の作業内容をふかんして把握しなければ“一本化”すらできない。おまかせAI 働き方みえ~るは、社内で蓄積されたパソコンの操作ログから、多様な仕事の手順を把握しAIを活用して分析。その分析結果をレポート化する。
おまかせAI 働き方みえ~るは、作業内容の繰り返しや重複を記録する。分析レポートでは、操作ログから明らかになった作業の手順を示すフロー図が表示される。「この作業はRPAで○○時間短縮可能」「この作業は重複しているので○○時間削減可能」というように、実際の所要時間を基に業務効率化の効果測定が行える。
業務を視える化するサービスはおまかせAI 働き方みえ~る以外にもある。
・テンダが提供する「D-Analyzer」
視える化のコスト増大に悩む企業に向けたプラットホーム。本サービスはログ収集と分析をトータルで提供する。
・NECソリューションイノベータの「NEC 働き方見える化サービス Plus」
作業にかかった時間をグラフ表示したり、既存勤怠システムと連携したりして業務の視える化を支援する。
おまかせAI 働き方みえ~るの使用は1年以上となっている。継続的にログを分析して、より正確な業務の実態把握を推奨する。例えば、RPA導入後も継続的に分析を行えば、ロボットが有効に活用されているか、どのような導入効果が得られたかを数字で把握できるからだ。
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>AIで非効率な仕事を見える化
この記事では、おまかせAI 働き方みえ~るのサービスとしての概要が解説される。パソコン業務の“視える化サービス”類似商品も検討できる。
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執筆 = 日経BPコンサルティング
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