急務!法対応(第13回)
自動車の「OBD検査」が10月からスタート。準備は万全?
公開日:2024.06.10
長距離を走行する高速バスや観光バスでビジネスWi-Fiの導入が進んでいる。海外から訪れた観光客は、空港に到着してから都心部まで移動する車内でメールをチェックしたり、情報を収集したりできるので、インバウンド観光客からも好評だ。ただし、長距離バスならではのチェックポイントがある。快適さを提供するビジネスWi-Fiの導入について考えてみたい。
路線バスでWi-Fiが導入されているケースはまだ少ないが、長距離を走る高速バスや観光バスでは無料でWi-Fiが使えるケースが増えている。長時間バスに乗る場合、その時間を検索やSNSの更新に利用できるので、利用者には好評だ。最近ではシールを貼って無料Wi-Fiが使えるとアピールするバスもある。
特に海外から来訪する観光客は、国際空港から入国して目的地までバスを利用する人が少なくない。その間、無料Wi-Fiが使えれば間違いなく便利だ。移動時間を利用して情報収集、予約確認、メールチェックなどができれば、旅行中の限られた時間を有効に活用できる。
便利な環境を提供する側には、長距離バスという移動手段だからこそ準備すべきものがある。まずはWi-Fiの接続方法、接続が切れる可能性や夜間の使用法といった注意事項を伝える外国語対応のパンフレットを用意したい。その中で、無料で使えるWi-Fiの料金はバスの運賃には含まれていないと案内しておくこともクレームを避ける意味で重要だ。本来のバス料金以外のサービスとして提供しているのだと理解してもらえば、つながりにくかったり、途切れがちだったりしても、クレームを減らせるだろう。
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執筆=高橋 秀典
【TP】
ビジネスWi-Fiで会社改造