企業のネットワーク管理(第3回)モバイルワークや在宅勤務に欠かせぬIT資産管理

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2017.02.22

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 最近、場所を選ばない働き方を推奨する企業が増えている。必要なときだけオフィスに出社したり、基本的には自宅で働いたりするなど、従来とは違った勤務形態を認めるものだ。社外で働く場合はノートパソコン、タブレットなどモバイル端末を活用する。自宅で働く場合にも、会社が貸与したパソコンなどをネットワークにつないで仕事をする。こうした、社外での利用を目的とした企業資産が増え続けると、従来型の社内IT機器管理では賄い切れないケースが出てくる。

柔軟な働き方の前提となるIT資産管理

 自社の業務に使われているIT機器が、どこでどう使われているのか、どんな状態かは、企業として把握しておかなくてはならない。こう指摘すると「パソコンの台数や、それをいつ買ったかくらいは管理している」と、安心していないだろうか。それでは不十分。ハードウエアだけではなく、ソフトウエアも対象だ。さらに、アップデート状況も管理する必要がある。こうした管理を総称して「IT資産管理」という。

 IT資産管理の目的は大きく3つある。1つが物理的にIT機器を管理すること。どこにあって、誰が使っている、資産的な価値はどうなっているか。これは会計上も把握しておかなくてはならない。2つめが業務を適切に行うための管理だ。会社が認めたソフトウエアを利用しているか、そのバージョンが常にアップデートされているかをチェックする。

 そして今、最も重要視されているのが、3つめの目的である情報セキュリティーの確保だ。例えば、端末それぞれのネットワーク接続状況の確認、紛失・盗難の際のデータ保護設定、セキュリティーソフトの更新状況などをチェックし、情報漏えいを防止する重要な役割を果たす。

 管理方法の見直しは、働き方の柔軟性を実現する上で非常に大切だ。モバイルワークや在宅勤務を取り入れようとすれば、従来のように社内にIT資産があることを前提とした方法では、到底対応し切れないからだ。

多くのIT資産を効率的に管理するには…

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執筆=高橋 秀典

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