ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2017.06.29
長時間座りっ放しでパソコンに向かうデスクワークでは、オフィスチェアの重要性は見逃せません。自分に合わないチェアに座り続けると、肩こりや腰痛といった健康リスクにつながり、作業の効率が落ちてしまいます。
今回は、毎日の仕事を陰で支えるオフィスチェアの中から、特徴的な構造を持った3製品を紹介します。
高級オフィスチェアの代表格は、米国ハーマンミラーの「アーロンチェア(クラシック アーロンチェア)」です。1994年の登場以来、世界で700万台を超えるベストセラーです。プロダクトデザインの傑作として、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品になっていることでも知られます。丸みを帯びた背もたれと座面という、その独特のシルエットに、見覚えのある人も多いでしょう。
アーロンチェアは、デザインに加えて「素材」も特徴の1つです。従来のオフィスチェアは、背もたれと座面のクッションにウレタン材を使い、それを表布で覆うものが一般的でした。ところがアーロンチェアの背もたれと座面は、ウレタン材を使わず、向こう側が透けて見えるほどの粗いメッシュ地が張ってあるだけです。つまり、座る人の体重を張力で支える構造となっているのです。
「ペリクルサスペンション」と称されるこの独特な仕組みは、ウレタン材とは違い、内部に熱がこもらない構造です。この構造の開発には、実に7年もかかったといわれています。
アーロンチェアではこれ以外にも、前傾から後傾までさまざまな姿勢に追従するリクライニング機構を採用。背もたれは、背骨と骨盤の位置を安定させる独自形状となっています。
今年1月には、設計とデザインの大枠をアーロンチェアから受け継ぎながら、素材や操作性などを見直した新モデル「アーロン リマスタード」が登場しています。価格は、いずれも10万円台中盤から後半と高額ですが、長時間座っていても疲れにくい機能性は多くのユーザーが認めています。
先日、新宿に新オフィスを構えたあるIT企業も、スタッフ用のチェアをこのアーロンチェアで統一しています。
執筆=大久保 通
フリーライター。地方紙・業界紙での記者経験を経て独立。企業取材、インタビューを中心に幅広く執筆活動を行っている。
能率がアップする最新文具
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。
2022年5月11日(木)~2023年3月31日(金)
セキュリティ関連
組織のネットワークに侵入し、重要な業務データの暗号化や盗難と金銭目的の脅迫を行う「侵入型(標的型)ランサムウェア」が猛威を奮っています。
日本でも被害が相次ぎ最大限の警戒が必要な状況が続いていますが、オフィスのリスク・脅威への備えは万全ですか?
本セミナーでは、最新の侵入型ランサムウェア動向とその対策についてご紹介します。