技術TODAY(第8回)IoT時代の最新セキュリティー技術続々

IoT・インフラ

2017.06.26

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 次代のビジネスを支えるIoT(Internet of Things)。モノがインターネットにつながれば大きなメリットを生む半面、情報セキュリティーのリスクは増加する。この大きな課題に対応すべく、開発が進む新技術を紹介する。

 世の中にあるさまざまな「モノ」をインターネット接続するIoTの勢いが止まらない。家電製品をはじめ、工場内の生産設備、自動車、住宅、医療機器など、多様な分野で導入が進む。2017年2月に調査会社IDCが発表した予測では、日本国内のIoT市場は2021年まで毎年17.0%のペースで成長し、市場規模は11兆円に達すると見込まれる。

 IoTによってモノがインターネットに接続されると、どのようなメリットがあるのだろうか。技術的な解説はさておき、一言で分かりやすく表現すると「モノと会話ができる」状況になるだろう。例えば、保守担当者がチェックしていた機械が、自ら状態を自発的に報告する。そうなれば、保守の手間が大幅に削減でき、生産性が飛躍的に向上する。

 一方で、IoTの導入が進むと深刻になる問題がある。情報セキュリティー領域だ。IoTにより「インターネット接続するモノ」が増加すると、システム内に侵入するウイルスの標的は、パソコン以外にも広がる。2016年10月には、インターネット上の「住所」となるドメインネーム管理会社がDDoS(分散型サービス拒否)と呼ばれる大規模な攻撃を受けた。攻撃の際には、WebカメラやデジタルビデオレコーダーといったIoT機器がウイルスに感染したことが明らかになった。

 IoTの普及に合わせ、NTTグループでは認証、通信方式、暗号化など、多様な観点から新技術の研究開発に取り組んでいる。

利用者を特定。ネットワーク協調型認証…

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執筆=林 達哉

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