改めて考えるデータの保管・共有法(第3回)事例で見るクラウドストレージの活用術

クラウド・共有

公開日:2022.11.21

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

 インターネット上に設置されたストレージにファイルを保管する「クラウドストレージ」を導入することで、日々のさまざまな業務が改善されます。例えば、NTT西日本の「おまかせクラウドストレージ」を導入した企業では、テレワークでも社内ファイルに簡単にアクセスできるようになり、社外との大容量ファイルの共有も容易になっているようです。

クラウドストレージは、セキュリティと利便性の高さを兼ね備えた管理ツールである

 ビジネスパーソンは日々さまざまなデータを扱います。文書ファイルを作成し、そのデータを顧客やパートナー企業に送ったり、ファイルを社内で共有したり、常にデータと隣り合わせの業務を送ることになります。

 こうしたデータは、当然ながら企業にとって重要なデータとなります。情報漏えいが起きないよう、セキュリティレベルを高くして管理する必要がありますが、一方でテレワークなど多様化する働き方に対応できるよう、外出先でもアクセスできる体制にしておく必要もあります。

 「高いセキュリティレベル」「外出先でも利用できる」の2点を兼ね備えたデータ管理ツールとしては、インターネット上に設置されたストレージにファイルを保管する「クラウドストレージ」があります。クラウドストレージに業務で使用するさまざまなファイルをアップロードしておけば、セキュリティレベルを確保しつつ、外出先でもアップロードされたファイルにアクセスできるようになります。

誰でも使いやすく、セキュリティリスクも低く、BCPにも対応

 クラウドストレージにはさまざまな機能が搭載されています。本記事では、NTT西日本の「おまかせクラウドストレージ」を例に、クラウドストレージの機能を紹介します。

 おまかせクラウドストレージの最大の特徴は、誰でも使いやすいよう、パソコンのデスクトップと同じ感覚で使える操作性にあります。管理画面は社内ファイルサーバーやパソコンのデスクトップ環境と同様のフォルダ構成になっているため、従業員のパソコンスキルがあまり高くない企業でも簡単に利用できるでしょう。

 また、クラウドサービスのため、社外からも社内データへのアクセスが可能です。Webブラウザ上でも操作できるため、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも利用できます。Microsoft Officeに対応したファイルであれば、ブラウザ上で閲覧も可能です。さらに取引先やパートナー企業など、社外の人にファイルを共有する際には、ストレージ上の共有ファイルまたはフォルダにアクセスできるリンク用URLが発行できます。メールにファイルを添付する必要がないため、セキュリティのためにファイルが添付されたメールの送受信を禁じている企業とのやり取りも容易になります。リンク用URLには利用期限を設定することも可能です。

 そしてセキュリティ面では、業務に関係のないユーザーがストレージ内に入らないよう、全階層のフォルダにユーザー別のアクセス制限が設定可能です。さらに、なりすましを防ぐため、SMSやアプリを用いた多要素認証、契約回線からのみアクセスを許可する回線認証(IPv6通信への対応が必要です)も利用できます。

 BCP対策の面においても、ストレージにアップロードされたファイルを“世界最高水準の耐久性”をうたうクラウドで保存します。データは複数のデータセンターで複製されるため、たとえデータセンター1拠点が被災したとしても復旧が可能です。

 もし現在NASにデータを保存している場合は、クラウドストレージに簡単に移行するためのデータ転送ツールが用意されています。導入時やサービス利用中に困ったときには、電話でのサポートが受けられます。

大容量のCADファイルもスムーズに共有可能…

続きを読むにはログインが必要です

\ かんたん入力で登録完了 /

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆= NTT西日本

【M】

あわせて読みたい記事

  • ビジネスコミュニケーション手法の改善(第8回)

    データ活用の本命、クラウドストレージを手軽に

    クラウド・共有

    2022.03.30

  • Biz Clip調査レポート(第32回)

    クラウドストレージ利用実態調査2022

    クラウド・共有 働き方改革

    2022.09.30

  • 覚えておきたいクラウド&データのキホン(第27回)

    法人向けクラウドストレージを選ぶ際のポイントを解説

    クラウド・共有

    2022.09.30

「クラウド・共有」人気記事ランキング

連載バックナンバー

無料!おすすめのダウンロード資料

  • クラウドストレージ利用実態調査2022

    クラウドストレージ利用実態調査2022

    近年、ユーザー嗜好の変化を適切につかみ、ビジネスチャンスを生み出すヒントとして注目を集めるがデータの利活用。ビッグデータの活用とまでいかなくても、企業活動の中で取り扱うデータは増加する一方です。日々の業務においては、膨大なデータをいかに効率的に管理・保管するかが1つの焦点となる。その課題解決に向けて注目を集めるのが、クラウド上のデータ格納スペース「クラウドストレージ」(オンラインストレージ)の利用です。その実態について調査を行いました。

  • 企業のDX対応意識調査2023

    企業のDX対応意識調査2023

    データの利活用にとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの変革や経営革新の切り札として期待される「DX(デジタルトランスフォーメーション)」推進。企業はその対応に向けて何を進め、どのような点を課題に感じているのだろうか。こうした企業意識について調査を行いました。

  • 電子帳簿保存法対応調査2023

    電子帳簿保存法対応調査2023

    2022年に施行された改正電子帳簿保存法。その猶予期間が、2023年12月31日で終了となります。多くの企業にとって、インボイス制度(同年10月スタート予定)も鑑みつつ、本制度が定める電子取引データの電子保存などに対応するための準備が喫緊の課題となります。では、企業はどのように準備を進めているのだろうか。その最新動向について調査しました。

オンラインセミナー動画

  • 新着記事

配信期間

配信期間:2023年9月15日(金)~2024年8月30日(金)

セキュリティ関連

【経済産業省サイバーセキュリティ課登壇】 サイバー攻撃に対して中小企業が取るべき対策とは

  • 新着記事

配信期間

2023年5月31日(水)~2023年12月26日(火)

法改正関連

税理士登壇!インボイス制度の解説