働き方再考(第9回)テレワークの必須ツール、スマホの内線化

音声通話 テレワーク

2020.08.26

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

 新型コロナウイルスの感染拡大への対応で、急きょテレワークを導入した企業も少なくない。やむなく始めたテレワークだったが、実施してみると業務が効率化でき、生産性向上を実感したケースも出てきている。コロナ対策を前提とした、ニューノーマル時代の新たな働き方として、企業規模に関係なくテレワークに本格的に取り組む機運が高まっている。しかし、本当にテレワークで生産を上げるには周到な準備が必要だ。

テレワークで困るのが取引先との電話

 テレワークでは、従業員の自宅などで社内と同じように仕事ができるIT環境が必須になる。社内でノートパソコンを利用していれば、自宅への持ち出しを認めたり、セキュリティ対策をした上で自宅にある私物パソコンの利用を認めたりすることになる。

 さらにセキュリティを考慮したネットワーク環境も併せて整備できれば、パソコンを使って業務メールをやり取りしたり、Web会議ツールを活用してオンラインでミーティングをしたりなど、在宅でもオフィス並みの仕事ができるようになる。

 しかし、これだけではテレワークの業務環境整備は不十分だ。課題はオフィスでは当たり前のようにしていた顧客・取引先との電話だ。従業員同士であれば、自宅の固定電話やスマートフォンの電話番号にかけて連絡を取り合っても大きな問題は生じない。しかし、顧客・取引先との電話の場合、支障が生じる可能性がある。

 例えばAさんが在宅勤務中、取引先から会社に電話があった場合どうするか。出社している人が電話を取り次ぎ、Aさんから折り返し電話をかけるように取引先に伝える。そして、在宅勤務のAさんに電話があった旨を伝え、Aさんは自宅の固定電話またはスマホで取引先に電話をかける。こうしたプロセスを踏むとなると時間がかかり、スピーディーな対応とはいい難い。

 また、会社支給ではなく、個人のスマートフォンで取引先に電話をかける場合、個人の電話番号が相手に知られてしまう。従業員のプライバシー保護の観点からも望ましくない。

どこでも発着信できるスマホの内線化…

続きを読むにはログインが必要です

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆=山崎 俊明

あわせて読みたい記事

  • ITで働き方を変える(第8回)

    ビジネスフォンを使う中小企業のスマホ内線化法

    音声通話 テレワーク

    2020.08.26

「音声通話」人気記事ランキング

AIによるおすすめ記事

他の方はこんな記事も見ています

連載バックナンバー

オンラインセミナー動画

配信期間

2022年7月20日(水)~2023年3月31日(金)

業務効率化関連

ハイブリッドワークセミナーこれからのテレワークとコミュニケーションのカタチとは?

新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方をすべきかめざすべきか迷われる企業さまも増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。

配信期間

2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)

業務効率化関連

企業のDX化と「攻め」のオペレーションへの転換

DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。