雑談力を強くする時事ネタ・キーワード(第17回)一泊95万円!JR西日本の豪華寝台列車「瑞風」出発

地域活性化 雑学

2017.06.16

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 鉄道会社は、駅ビル開発を中心とした不動産事業やホテル事業など、収益源の多様化に積極的に取り組んでいる。さらにコアビジネスである運輸業でも新しいビジネスチャンスを模索している。その具体策の1つが豪華列車の運行だ。2013年にスタートしたJR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、最高料金が155万円(1名1室)という高額な設定にもかかわらず、シニア富裕層を中心に人気を集めている。

高級感にあふれた瑞風の外観

そして6月17日、JR西日本が豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」の運行をスタートさせる。

瑞風は西日本の景勝地を巡る(イメージ)

 瑞風は、1989年から2015年まで運行され豪華寝台列車の先駆けとなった「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぐもの。人々の夢を乗せて大阪から札幌へと駆け抜けた「トワイライトエクスプレス」に代わり、大阪・京都を起点に山陽・山陰の景勝地を巡っていく。

 瑞風で話題となっているのが、そのゴージャスさだ。中でも注目を集めているのが、世界的にも珍しい1車両1室の超豪華客室「ザ・スイート」。寝室のほかにリビング・ダイニング、バスタブ付きバスルーム、プライベートバルコニーまで備えた、まさに走るスイートルームだ。トイレは2カ所あり、車内の別の旅客を招待するシチュエーションにも対応できるようになっている。

ザ・スイートの寝室(左写真)、ザ・スイートのリビング(右写真)

ザ・スイートのバスルーム

ロイヤルツインの客室

 客室は「ザ・スイート」も含めて3クラス用意されている。2番目に広い「ロイヤルツイン」は1車両に3室。スタンダードな「ロイヤルシングル」でも車両の4分の1のスペースを取っている。「ロイヤルツイン」「ロイヤルシングル」ともに廊下側の壁が可動式になっているため、客室側はもちろんのこと、廊下側に広がる瀬戸内海、日本海の景色も窓いっぱいに眺められる設計だ。

 客室のインテリアは、アールデコ調をベースにしたもの。モダンな中にも古き時代の豪華列車の雰囲気が感じられるため、車内に入ると旅の気分はいやが応にも高まるだろう。

 インテリアには木材がふんだんに取り入れられているが、これは山口県産のシイや島根県産のカシなど沿線の産品を使用している。廊下の装飾にも島根県産の石州和紙や萩焼の花器などが使われており、車内で沿線の名産を探すのも一興かもしれない。

豪華な料理に展望車、下車観光もセットに…

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執筆=山本 貴也

出版社勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。投資、ビジネス分野を中心に書籍・雑誌・WEBの編集・執筆を手掛け、「日経マネー」「ロイター.co.jp」などのコンテンツ制作に携わる。書籍はビジネス関連を中心に50冊以上を編集、執筆。

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