強い会社の着眼点(第13回)
“電話DX”が会社を強くする
2022.06.30
企業にとって売り上げ向上は、従来、最重要課題の1つだ。店舗経営ともなれば、来客数を確保して売り上げを保つのは大変なことだ。売上高を上げるには、リピーターを着実に根付かせながら、新規顧客も同時に獲得していく難題をクリアしなければならない。
コロナ禍においては、シニア層を中心に外出や店舗の来訪を控えるようになり、長年のお得意さまに頼って商売を続けてきた店舗にとって大きな打撃になった。商店街でも、店じまいをした飲食店や衣料品店の跡を目にすることも少なくなかった。新規顧客を呼び込み、新しいリピーター層を獲得するにはどうしたらいいだろうか。
ここでは、売り上げアップに必要な3つの視点をチェックしていこう。その3つとは、「情報収集方法の多様化」「顧客接点の確保」「集客方法」である。まず1つ目について、顧客の情報収集方法はパソコンやスマートフォンの普及により急速に多様化が進んでいる。検索エンジンでウェブサイトを探す時代から、FacebookやInstagram、Twitter、LINEなどのSNSが主流になる変化も起こっている。最近では、Googleマップのような地図アプリに表示される評価や口コミも、情報収集方法の1つに挙がってきている。
こうした顧客の情報収集方法の多様化に対応して、店舗側では2つ目の視点である顧客接点の確保を考えなければならない。特に店舗への誘導となると、出先で情報を収集するスマホを介した顧客接点を強固にすることが欠かせない。チェーン店を運営する大手企業では、スマホアプリで顧客を会員化して、ポイントサービスや最新情報のプッシュ通知などで顧客接点を保つ施策が進んでいる。個人経営の飲食店や商店でも、スマホを使った顧客接点の創出は避けられない課題だ。
執筆=岩元 直久
販路拡大のキモ
2022年7月20日(水)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方をすべきかめざすべきか迷われる企業さまも増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。