ビジネスWi-Fiで会社改造(第41回)
ビジネスWi-Fiでイベントを盛り上げよう
公開日:2022.03.30
デジタル化の時計の針が一気に進んでいる。例えばWeb会議。これまでも働き方改革の掛け声とともにWeb会議を行う企業はあった。だが、コロナ禍でテレワークを余儀なくされ、社内・社外の打ち合わせやプレゼンテーション、顧客対応で急速にWeb会議が広がった。遠隔コミュニケーションが手軽に取れるWeb会議の便利さに慣れた人々にとって、その活用が常態化するのは間違いないだろう。
社内・社外のコミュニケーション手段として、Web会議以外にもビジネスチャットやメール、電話などさまざまなツールが利用されている。中でも、社内利用が増えているのがチャットだ。プロジェクトなど案件ごとにグループをつくれば、短文で「どんな感じ?」と進捗状況を尋ねたり、報告したりする気軽な使い方が可能になる。
メールの場合、プロジェクトのメンバーであっても相手の名前や堅苦しい挨拶文を書いてから本題に入ることも多い。メールの返信も同様だ。チャットであれば、「了解」をイラストにしたスタンプで済ませられる。
ただし、チャットやメールは自分のタイミングで連絡できる利点はあるが、細かなニュアンスを伝えようとすると長文になってしまう。大事な顧客・取引先へ確実に用件を伝えたい、社内でも上司・役職者に相談事をしたいなどのときには、細かなニュアンスを伝えられる電話が適している。
チャット、メール、電話の使い分け
\ かんたん入力で登録完了 /
執筆=山崎 俊明
【MT】
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第152回) パスワード変更をユーザーに要求しない新ガイダンスを米国政府機関が発表
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第148回) 世界規模でWindowsパソコンに突如インシデントが発生。原因は?
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第151回) 事実なく「多摩川氾濫」がトレンド入り。SNSを混乱させる「インプレゾンビ」とは?
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第145回) デジタル庁「行政での生成AI利活用検証から見えた10の学び」を発表
IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第150回) レジのない店舗はもうすぐ?「ウォークスルー型スマートストア」の実証実験中!
“新常態”に対応せよ
企業のDX対応意識調査2023
データの利活用にとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの変革や経営革新の切り札として期待される「DX(デジタルトランスフォーメーション)」推進。企業はその対応に向けて何を進め、どのような点を課題に感じているのだろうか。こうした企業意識について調査を行いました。
業務効率化・IT戦略の専門家が教える 新時代の働き方を叶える脱メール&2つのITツール
業務を効率化する方法のひとつに、ツールを活用した「脱メール化」があります。今回、多くの企業で数々の業務改善に携わってきた武藤崇志さんにインタビューを実施。「脱メール」を軸とした業務効率化のポイントをご紹介します。
DXの実現に「5G」がもたらすメリット
モバイル通信の新たな方式として2020年に5G(第5世代移動通信システム)の商用利用が日本で開始されました。通信環境にさらなる進化をもたらす5Gは、日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に大きく貢献する技術の1つとしても注目を集めます。5Gの概要および5GのDXへの影響について解説します。