個人事業主・小さな会社の納税入門(第8回)知っておきたい「令和4年分確定申告」の変更点

資金・経費

公開日:2023.02.14

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 令和4年分の個人の確定申告が始まります。申告書の提出期限は2月16日から3月15日ですが、これは納税期限でもあります。今回の確定申告で注意したいのは、確定申告書が昨年までのものとは少し違う点などです。それも含めて令和4年分の確定申告で注意すべき事項について紹介します。

 今回の確定申告では、申告書の書式が見直されました。従来は、申告書には「A」と「B」がありました。申告書Aは、サラリーマンで医療費控除などの適用を受ける方や給与と年金収入のある方向けの簡易な様式。申告書Bは、個人事業主の方など簡易な様式を使用できる方以外が使用する様式でした。今回から申告書Aは廃止され、申告書Bに一本化されます。ですから、提出の際には今までのAとBの区別がなくなります。以下の図1と図2が新しくなった申告書です。

●図1<第一表>

●図2<第二表>

 従来の「確定申告書A」との主な違いは、第一表の収入欄に「事業所得や不動産所得の項目」、税金の計算の欄に「予定納税に関する項目」や「修正申告」の欄ができた点です。また、第二表には「退職所得のある配偶者・親族に関する欄」および「個人事業税」の欄ができました。従来の確定申告書Aと比較すると、新様式は「事業所得」や「不動産所得」などの申告にも対応しています。

 この他、今回の確定申告から、一定の雑所得のある人は「収支内訳書」(白色申告をしている個人事業主が申告書に添付している)の提出が必要となります。この一定の雑所得に関してですが、副業収入などで営利を目的とした継続的収入のある人のうち、前年度の売上高が1000万円を超えている人になります。

制度見直しの3つのポイント…

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