ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2016.01.08
「君子曰く、学は以て已むべからず。青は、之を藍より取りて、藍より青く、氷は、水之を為して、水より寒し」(『荀子』)
東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章さんが物理学賞、北里大学特別栄誉教授の大村智さんが生理学・医学賞と、2015年は新たに2人の日本人がノーベル賞を受賞しました。ここ数年、科学分野でのノーベル賞受賞者が相次ぎ、日本の底力が世界に示された格好です。
ノーベル賞の受賞は研究者にとっては最高の栄誉ですが、どんな分野でも教えを請うた側の人物が、師を超えた優れた能力を発揮したり、すばらしい業績を上げたりしたとき、これを評して「出藍の誉れ」という言葉がよく使われます。簡単に言うと、弟子が師匠を超えるという意味ですが、今回はこの「出藍の誉れ」という言葉のもとになった中国古典『荀子(じゅんし)』の名言をご紹介します。
荀子は中国の戦国時代後半の思想家で、人はそのままでいると悪の方向へ向かうという「性悪説」を唱えたことで知られています。その言説をまとめたのが『荀子』です。
「君子曰く、学は以て已むべからず。青は、之を藍より取りて、藍より青く、氷は、水之を為して、水より寒し」(『荀子』)
(訳)君子がこう言った。学問は途中でやめてはならない。青の染料は藍の草からつくり出されるが、その色は藍の草よりもさらに青い。氷は水からつくられるが、その水よりも冷たい。
現在、私たちは、藍=師匠や先生、青=師匠や先生をしのぐ弟子・生徒と解釈して、「出藍の誉れ」という言葉を、師匠や先生のもとで指導を受けていた弟子や生徒が師匠や先生を超える存在になったとき、それを誉め讃える場合に使っています。ところが、この言葉のもとになった『荀子』の一節から考えると意味が違ってきます。
ビジネスに生かす中国古典の言葉
2022年6月24日(金)13時30分-15時00分(予定)
業務効率化関連
これからの経営の重要なキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
デジタル技術の急速な発展・SDGs等の社会環境変化や市場の競争環境変化により、企業はデジタルを活用した事業や業務の変革が迫られています。
本セミナーでは、「DX」の概念の理解に加え、事例等を通じ、具体的イメージをご紹介しながらDX推進のためのポイントをお伝えすると共に、すぐにできるDXをご紹介します。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。