人気会計士が語る、小さな会社の経営“これだけ”(第17回)決算前検討会で決算書をブラッシュアップ

資金・経費

2020.03.06

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 顧問先2200社を抱える会計事務所を率いる公認会計士、古田土満氏が語る小さな企業の経営のコツ。その第17回は、決算前に検討会を実施することです。そこにおいて、今期の業績をチェックして決算を考えるだけでなく、来期の利益計画を立案することが大切だと、古田土氏はアドバイスします。

 古田土会計では、決算月の月初や前月にお客さまに事務所まで来ていただいて、決算前検討会を実施しています。もちろん、所員は毎月お客さまを訪問して月次決算の説明や帳簿のチェックをしていますが、社長や幹部の方々に年1回は来所していただき、古田土会計の変化をその目で見てもらいたいと思っているからです。

 そのため、お迎えする道具として、ウエルカムボードにお客さまの会社名を書き、「ようこそ決算前検討会」のパネルを出し、スタッフ全員が立って笑顔で挨拶して、お客さまに心地よくなっていただきます。

来期の利益計画を同時につくる

 決算前検討会をする目的は、4つあります。

(1)銀行の格付けを良くする
格付けを良くするために決算前にできることは、総資産と有利子負債の圧縮です。具体的には、預金で借入金を返済する。手形を割り引いて借入金を返済する。これは決算後では手遅れです。

(2)節税

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執筆=古田土 満

法政大学を卒業後、公認会計士試験に合格。監査法人にて会計監査を経験して、1983年に古田土公認会計士・税理士事務所を設立。財務分析、市場分析、資金繰りに至るまで、徹底した分析ツールによって企業の体質改善を実現。中小企業経営者の信頼を得る。

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