人気会計士が語る、小さな会社の経営“これだけ”(第38回)

会社はお客さま第一主義、社長は社員第一主義

2021.12.03

クリップについて

 私は中小企業の経営において社員と家族が一番大切であり、お客さまは2番目であると考えていました。

 法政大学の坂本光司教授は、1番目が社員、2番目が仕入れ先、外注先、3番目がお客さまであると、著書『日本でいちばん大切にしたい会社』で言っています。しかし、中小企業では、全社員に社員が一番だと言うと、自分たちの都合を優先させたり、お客さまのことを真剣に考えて行動しなかったりする社員もいます。

 お客さまとのトラブル、クレームで、社員優先の行動をとる上司も出てきます。「もっとお客さまのことを思って対応しろ」と言っても、「社長、うちは社員第一ですよね」という社員もいます。こういう現実があるからこそ、多くの中小企業経営者は社員第一主義を引っ込め、お客さま第一主義を方針に掲げているのです。

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執筆=古田土 満

法政大学を卒業後、公認会計士試験に合格。監査法人にて会計監査を経験して、1983年に古田土公認会計士・税理士事務所を設立。財務分析、市場分析、資金繰りに至るまで、徹底した分析ツールによって企業の体質改善を実現。中小企業経営者の信頼を得る。

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