懐かしのヒット商品(第9回)「モグラ退治」は社内の段階では不評だった

雑学

2017.07.18

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 1975年に登場したアーケードゲーム「モグラ退治」は、穴から出てきたもぐらの頭をたたくというシンプルなゲームながら、日本中で社会現象となるほどの大ブームを巻き起こしました。全国の遊戯施設ではほぼ必ず見かける定番ゲームとなり、派生商品で登場した家庭用おもちゃは100万個を超えるセールスを記録。それらを総称して「モグラたたき」と呼ばれていました。

 一般的に、流行は年代や性別によって温度差があります。若者が夢中になる傍らで、大人が冷ややかな視線を浴びせていることも珍しくありません。その点でモグラ退治のヒットが興味深いのは、老若男女を巻き込んだ一大ブームになったことです。そしてモグラたたきという総称は、退治してもキリがない様子や、場当たり的な対処を比喩する表現として現在も使われていたりと、ブームの枠を超えて言葉にまで波及した特殊な例です。

 これだけのブームになりながらも、開発元の東洋娯楽機製作所では当初「くだらない」と軽んじられたゲームでした。そんなモグラ退治が、どうやって大ヒットまで上り詰めたのか。その道のりをたどります。

くだらない、子どもだましに潜んでいた魅力…

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執筆=味志 和彦

佐賀県生まれ。産業技術の研究者を経て雑誌記者など。現在コラムニスト、シナリオライター。

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