ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2017.10.24
戦後日本の出版史で、金字塔となる記録を樹立した小学生向け学習雑誌に、学習研究社(現・学研ホールディングス、以下学研)の「科学」と「学習」シリーズがあります。同誌は「1年の学習」「1年の科学」というように、小学生の学年ごとに刊行されていました。最盛期の両誌(12誌)は発行部数の総計が、670万部を突破。当時の子どもの3人に2人は読んでいたといわれ、文字通り「国民的」な学習雑誌の地位を獲得していたのです。なぜ学習と科学は、それだけの部数を発行できたのでしょう。
書店で新雑誌を流通させるには、出版社が他誌で一定の発行実績を持っていなければ、取引部数が少ない、もしくは扱わないという商習慣がありました。創業した頃の学研も同様で、書店で新雑誌を流通させるのは難しい状況でした。
また教育現場では、戦争の荒廃から教科書や施設などあらゆる物資が不足し、戦前の教育カリキュラムは否定されて、教育指針が定まっていない状況でした。そのような状況で1946年に創刊されたのが学習でした。
同社の創業者である吉岡秀人氏は、日本の教育を復興し、教育現場で不足する学習教材を補える水準の学習雑誌を作ろうと企図したと述べています。こうした大きな視点に基づく編集方針から、「学習」にはユニークな記事が誌面を飾るようになります。
「学習」には“「できる」よろこびとふかく学びとるチカラを”というコンセプトがありました。子どもの「ふかく」学びとるチカラを育むために、内容は学習指導要領に即したものにすると同時に、掲載される月号を実際の授業の進捗と足並みをそろえました。この配慮から授業の補助教材としても使いやすいものとして評判を得ます。
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