ビジネスに生かす中国古典の言葉(第15回)

リオオリンピック開幕 勝者に求められる敗者への配慮

2016.08.05

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 いよいよリオデジャネイロオリンピックです。現地時間8月5日、日本時間8月6日に開会式が行われます。日本オリンピック委員会では今回、ロンドン大会の倍の金14個を含め、30個以上のメダル獲得をめざしています。何といっても自国の選手が活躍するのはうれしいものです。皆さんもテレビを前にして「がんばれニッポン」と日本選手への応援に力が入ることでしょう。

 オリンピックは参加することに意義があるともいわれますが、やはり勝負の世界。常に勝者と敗者が存在します。孔子とその弟子たちの言動をまとめた中国古典の名著、『論語』には「競争」について、こんな名言があります。

子曰く、君子は争う所なし。必ずやしゃか。揖譲ゆうじょうしてのぼくだり、しこうして飲ましむ。其の争いは君子なり。(『論語』)

(訳)先生がおっしゃいました。「すぐれた人物(君子)は争いを好まない。せいぜいが弓の腕前を競うくらいである。その場合でも、相手とは互いに礼儀正しく譲り合い、対戦が終われば勝者は敗者に酒をふるまい、恨みを残さない。これが君子たる態度である」。

敗者への配慮を忘れず、感謝する… 続きを読む

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