ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2015.12.09
現状、企業内における無線LAN環境はどの程度整備されているのか。日経BPコンサルティングのアンケートシステムAIDAにて、同社保有の調査モニター1810人を対象に2015年10月にアンケートを実施した。
スマートフォン・タブレット・ノートパソコンといったスマートデバイスの業務活用が拡大している。それに伴って、業務効率化のためにオフィス内のワイヤレス環境整備も必要不可欠になりつつある。
アンケート結果によると、無線LANの導入率は52.4%で過半数に達しているが、企業規模によってかなり差が出ており、従業員の多い企業ほど導入率が高い傾向がある。従業員「99人以下」の企業は43.1%にとどまり、「300~999人」の企業では54.4%。「1万人以上」の企業では66.7%と高い導入率となっている。一方で「導入の必要性を感じていない」と回答している企業は、「99人以下」の企業が37.9%と高かった(図1)。
無線LANの導入理由で圧倒的に多かった1位は、「オフィス美化やレイアウト変更・移転を容易にする」(48.7%)。この回答は、従業員数の多い少ないを問わず一番多かった。それに対して、2~4位は、従業員数によって異なる傾向となった(図2)。
全企業の回答では2位になった「ペーパーレス会議を行う」(21.8%)と、4位の「フリーアドレススタイルの構築」(19.9%)は、従業員数の多い企業のほうが、導入理由として選択率が高い結果となった。全企業回答で3位の「スマートデバイスの活用」(21.7%)は従業員1000人未満の企業のほうが導入理由として選択率が高かった。
調査・執筆 = 日経BPコンサルティング
Biz Clip調査レポート
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