目的別ショートカットまとめ(第10回)【Excel編】書式設定画面をショートカットで素早く表示

パソコン スキルアップ

公開日:2022.03.17

  • PDF PDF
  • ボタンをクリックすることで、Myクリップ一覧ページに追加・削除できます。追加した記事は、「Myクリップ」メニューからいつでも読むことができます。なお、ご利用にはBiz Clipに会員登録(無料)してログインする必要があります。

 この連載では、仕事で使える便利なショートカットキーを紹介していく。今回は、Excelで書式設定画面を開く操作をはじめ、その画面内で設定する書式(装飾)についても、ショートカットキーで操作できるものをいくつか紹介しよう。

頻繁に利用する「セルの書式設定」画面はショートカットキーで開こう

 数字を通貨表示にしたり、時刻や日付の表示形式を変更したりするために「セルの書式設定」画面を開くことは非常に多い。それ以外にも文字を中央寄せにしたりフォントのスタイルを変更したりするのもこの画面で操作できる。

 そんなわけで、頻繁に開く「セルの書式設定」画面はできるだけ効率的に開きたい。画面を開く方法としては、リボンメニュー「ホーム」タブの「数値」グループの右下「ダイアログボックス起動ツール」をクリックする方法、右クリックメニューから選択する方法もあるが、マウスカーソルを大きく動かしたり操作のステップが多かったりして面倒だ。こんなときに一番素早く操作できるのが「ショートカットキー」だ。

[Ctrl]+[1]キーを押すと「セルの書式設定」画面が開く

 [Ctrl]キーを押しながら「1」キーを押す場合、[Ctrl]キーは小指、「1」キーは中指を使う。少し押しづらく、別の指で別のキーを押してしまうこともあるかもしれないが、慣れると問題なく押せるようになる。とにかくショートカットキーは、慣れれば最もスピーディーであることを認識して、積極的に使ってほしい。

ダイアログ内のタブ切り替えもショートカットキーでできる

 例えば「セルの書式設定」画面だと、「表示形式」や「配置」、「フォント」など6つのタブがあり、それぞれのタブでさまざまな設定が変更できる。このタブ切り替えもショートカットキーで実現できる。

[Ctrl]+[Tab]キーを押すと、すぐ右のタブに切り替えることができる

 こちらのキーも[Ctrl]+[1]と同様、小指と中指で操作できる。[Ctrl]+[Shift]+[Tab]キーを押せば、左隣のセルに移動することもできるが、3つ同時に押すのはあまり効率的とはいえない。そのため筆者は[Ctrl]キーを押したまま[Tab]を連打して切り替えるようにしている。一番右のタブまで移動した後は[Ctrl]+[Tab]キーで一番左端のタブに戻るようになっているので、[Ctrl]+[Tab]キーだけでも事足りる。

ほかにもさまざまな書式をショートカットキーで設定できる…

続きを読むにはログインが必要です

\ かんたん入力で登録完了 /

会員登録3つのメリット!!

  • 最新記事をメールでお知らせ!
  • すべての記事を最後まで読める!
  • ビジネステンプレートを無料ダウンロード!

執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

【T】

あわせて読みたい記事

  • 時短エクセル(第1回)

    大きな表はショートカットキーを駆使して時短

    パソコン スキルアップ

    2018.01.09

  • 読書でビジネス力をアップする(第18回)

    仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているか

    ビジネス本

    2016.10.06

「パソコン」人気記事ランキング

連載バックナンバー

目的別ショートカットまとめ

オンラインセミナー動画

  • 新着記事

配信日時

2024年11月13日(水)①14時00分〜14時30分 ②18時00分~18時30分

セキュリティ関連

【兵庫県警察サイバーセキュリティ・捜査高度化センター登壇】サイバー空間をめぐる脅威の現状

配信期間

2024年10月24日(木)~2024年11月29日(金) 

セキュリティ関連

セキュリティコンサルタントが解説!いま企業がとるべきサイバー攻撃対策とは