強い会社の着眼点(第13回)
“電話DX”が会社を強くする
2022.03.31
クラウドの登場とともに、さまざまなWebサービスが生まれました。ビジネスを進めるうえで、いまやクラウドは欠かせないものとなりつつあります。
身近な存在となったクラウドですが、「クラウドとはそもそも何か」「クラウドにも種類があるが、どう違うのか」「SaaSとPaaSとIaaSは何が異なるのか」「AWSとAzureは何が違うのか」などの疑問を持つ人は多いかもしれません。この記事では、クラウドの基礎や種類、主要サービスを紹介します。
まずクラウドの定義をおさらいしましょう。内閣官房IT総合戦略室が公開している「政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針」によると、「事業者などによって定義されたインターフェースを用いた、拡張性、柔軟性を持つ共用可能な物理的または仮想的なリソースにネットワーク経由でアクセスするモデルを通じて提供され、利用者によって自由にリソースの設定・管理が可能なサービスであって、情報セキュリティに関する十分な条件設定の余地があるものをいう」と定義されています。つまり、クラウド事業者が提供している各種サービスを、インターネット経由で利用する仕組みを示します。
イメージしやすいものとしては、GmailなどのWebメールサービスが挙げられます。Webメールは、インターネット上のアプリケーションを活用したクラウドサービスの例です。
従来はPC内にあったメールデータやアドレス帳などがクラウド上に保存できるため、職場のPCや手持ちのスマートフォンなど、インターネット環境さえあればメールを確認することができます。
クラウドとオンプレミスを比較した場合のクラウドのメリットとしてまず挙げられるのが、事前準備や必要機材が少なくて済む点です。オンプレミスであればサーバーの設置場所やネットワーク設定、アプリケーションのインストールなど、さまざまな作業が必要となります。クラウドであれば、利用するための環境は、プライベートクラウドなど特別な環境を除けば、基本的にクラウド事業者が用意しているので、申し込みをすればすぐに使えるようになります。
また、アクセシビリティが高いのもクラウドのメリットです。インターネットに接続できれば、いつでも、どこからでも必要な情報にアクセスできます。オフィスでも自宅でも、同じデータやアプリケーションを利用できるので、さまざまなワークスタイルを実現でき、従業員の生産性向上も期待できます。
執筆= NTT西日本
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