ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2022.03.31
「データプラットフォーム」という言葉をご存じでしょうか。データプラットフォームとは、企業が所有している顧客情報などのデータを蓄積・分析するための基盤のことです。
データプラットフォームを活用することで、ビジネスはどう変わるのでしょうか?ここでは、データプラットフォームの仕組みや特徴について紹介します。
データプラットフォームとは、企業が所有するデータを蓄積・分析する基盤のことです。近年、スマートフォンの浸透やクラウドの普及、IoTの活用といった影響により、膨大な種類・容量のデータ(ビッグデータ)を取得できるようになりました。データプラットフォームを活用することによって、一般的なデータ管理ツールでは処理しきれないデータを扱いやすくなり、より複雑なデータの蓄積や分析を行えるようになります。
ビジネスに資するデータ活用のためには、大きく以下4つの流れでデータを取り扱っていきます。データプラットフォームでは、この4つ流れを一気通貫することができます。
分析に必要なデータを集める
データ分析を行うためには、対象となるデータを集めることが必要です。しかし、企業が扱う多くのデータは、収集経路や取り扱うツールがさまざまです。そのため、サイトへのアクセス数はアクセス解析ツールからログを取得、購買データは販売管理システムから取得するなど、データ収集を仕組み化する必要があります。
データをためる
収集したデータは、CSVデータのような規則性をもつデータ(構造化データ)の他にも、規則性をもたないテキストや音声、動画、各種ログなどの形式(非構造化データ)も想定されます。これらを、データフォーマットを変えずに格納できるデータレイク(データ貯蔵庫)にためていきます。
集めたデータを加工する
データレイクに集めたデータは、ETL(Extract :抽出、Transform:変換・加工、Load :書き出し)処理で構造化データに変換・加工して、データウエアハウス(データ保管庫)に渡します。データウエアハウスに保管されたデータから、分析を行うために抽出されたデータはデータマート(データ市場)と呼ばれます。
データを分析する
ここまでの準備を経て、データを分析していきます。分析に当たっては、データ単体では分かりづらいため、BIツールなどを用いてグラフやチャート化するなど、誰でも理解できるように表示を組み替えます。
執筆= NTT西日本
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