ビジネスコミュニケーション手法の改善(第10回)
【オフィス・店舗向け】回線速度は?サポートの手厚さは?業務用フレッツ光の選び方
公開日:2022.09.30
クラウドストレージとは、クラウドサーバー上にデータを保存することができるサービスのことで、オンラインストレージとも呼ばれます。個人向けと法人向けに多くのクラウドストレージが提供されています。近年は法人向けのクラウドストレージが、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策や保守管理の負担軽減、テレワークとの親和性など、さまざまなメリットが得られるとして注目を集めるようになりました。そこで本記事では、法人向けのクラウドストレージの特徴や活用メリット、選び方などについて紹介します。
<目次>
・法人向けクラウドストレージと個人向けクラウドストレージの違い
・企業が法人向けクラウドストレージを利用するメリット
・法人向けクラウドストレージの選び方
・法人向けクラウドストレージ選びに困ったら
・まとめ
クラウドストレージはさまざまな事業者から提供されていますが、法人向けと個人向けの2つに大別できます。共通の特徴としては「インターネットに接続できる環境さえあれば、場所を問わずデータにアクセスして閲覧や編集ができる」「データはクラウドサーバー上に保存されるため、パソコンなどの端末が故障してもデータが守られる」などが挙げられます。では、個人向けと法人向け、それぞれの特徴はどういったものになるのでしょうか。
個人向けクラウドストレージの特徴
個人向けクラウドストレージは、初期費用や月額費用が安価に設定されているケースが多いです。GoogleドライブやiCloudなどが代表的で、プライベートな写真や動画の保存場所として利用している人も多いのではないでしょうか。しかし、個人向けクラウドストレージは安価なぶん、保存可能なデータ容量が法人向けと比べると少なく設定されている場合があります。例えばGoogleドライブの場合、15GBまでは無料で、15GBを超えると有料になります(2022年8月31日時点)。また、個人向けクラウドストレージは複数人での利用を想定しておらず、ファイル共有機能などが用意されていない場合もあります。
法人向けクラウドストレージの特徴
法人向けクラウドストレージは、ファイル共有機能や複数人での同時アクセス機能など、ビジネスシーンで活用できるさまざまな機能が用意されています。また、保存可能なデータ容量が個人向けより多く、機能も豊富に用意される傾向のため、高価になる可能性があります。
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執筆= NTT西日本
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