覚えておきたいクラウド&データのキホン(第25回)AI-OCRとは?仕組みや用途、精度などについて紹介

自動化・AI

公開日:2022.09.26

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 AI-OCR(AI-Optical Character Recognition)とは、AI(人工知能)技術を用いて文書を読み取り、デジタルで利用できるテキストデータなどに変換する技術のことです。活字だけでなく手書き文字も読み取り可能な点が特徴で、現在は、主に申請書、請求書、伝票、アンケートなどのデータ化作業に活用されています。社内で稼働する他システムとRPA(Robotic Process Automation)で連携させれば、データの自動処理などより高度な業務を行わせることも可能です。業務効率化、ペーパーレス化、データ活用など、ビジネスのさまざまな場面で活用できる可能性を秘めていることもあり、多くの企業がAI-OCRに注目しています。そこで今回は、AI-OCRの仕組みや実際の精度、考えられる活用方法について解説します。

目次
・AI-OCRとは
・AI-OCRの仕組み
・AI-OCRのメリット・デメリット
・AI-OCRの用途例
・導入を検討したい、おすすめAI-OCRツール
・まとめ

AI-OCRとは

 AI-OCRが現れるまで、ビジネスの現場ではOCRが多く活用されていました。OCRとは、主に活字をスキャナーなどで読み取り、デジタルテキストに変換する技術のことです。OCRが登場する前は、紙の文書を人が目で見て手入力していましたが、OCRの登場によって、手間と時間のかかる入力作業を「機械に行わせる」という発想やアクションが広まるようになりました。

 ただし、OCRには、「決められたフォーマットの文書しか読み込めない」「文字の認識精度が低い」などの課題がありました。読み込める文書に大幅な制限があり、また、読み取ったテキストの誤りも多く、活用のシーンが限定されていたのです。

 そのようなOCRの課題を解決する技術として登場したのが、AI-OCRです。OCRの文字認識精度を機械学習で大幅に向上させることに成功し、活用の幅も大きく広がりました。クセのある手書き文字や、さまざまなフォーマットの文書を読み取ることが可能になり、現在では、多くの企業、官公庁などで導入が進んでいます。

AI-OCRの仕組み…

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執筆= NTT西日本

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