オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2015.08.13
プロセスより常に結果を求められるビジネスマン。趣味で楽しむ登山ではちょっと考え方を変えて、結果よりプロセスを大切にしてみませんか? それによって得られることも多いのです。
第1回で紹介したように、山登りの大きな魅力の1つとして「達成感」があります。困難を乗り越えて、目標としていた山に登れたときの感動は大きいもの。それによって自信がつき、さらなる高みへとモチベーションも大いにアップするでしょう。
山頂に立つのを目標とし、つらい登りや難しい状況に立ち向かう強い心は、山に登る上でとても大事です。でも、山頂に達する結果に重きを置きすぎると、ただ「登っただけ」で終わってしまうことになりかねません。
いろいろな登山者を見ていて感じるのは、まるでノルマをこなすかのようにピークハントしている人が案外多いということ。もしかしたら無意識のうちに仕事的な考えを、趣味に持ち込んでしまっているのかもしれません。
山に登る目的は人それぞれでよいのですが、山頂に立つことだけを目標にすると、結果は登れたか、登れなかったかのいずれかになってしまいます。もし、登れなかったときは失望感が心の多くを占めるでしょう。
1956年、日本人によるマナスル初登頂(参考:NHKアーカイブス「日本登山隊 マナスル初登頂」)を契機に戦後の登山ブームが起こりました。今でも登山に対しては「挑戦」「挑む」といった言葉がよく使われ、登れなかったときは「敗退した」などと表現されます。でも、趣味としての一般的な登山では、山頂に立つことは使命でもなければ、まして山を相手にした戦いの場でもありません。山は登山者にとって親しむもの。結果は二の次でよいのです。
執筆=小林 千穂
山岳ライター・編集者。山好きの父の影響で、子どもの頃に山登りをはじめ、里山歩きから海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、フリーのライター・編集者として活動。『山と溪谷』など登山専門誌に多数寄稿するほか、『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)、『DVD登山ガイド穂高』(山と溪谷社)などの著書がある。現在は山梨で子育てに奮闘中。
人生を輝かせる山登りのススメ
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
本セミナーでは日本テレワーク協会の村田瑞枝氏をお招きし、これからのテレワークのトレンドや、コミュニケーションのあり方についてお話いただきます。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。