ビジネスWi-Fiで会社改造(第8回)
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2019.08.23
高山植物のミヤマキンバイ(黄)やハクサンイチゲ(白)に交ざって咲く外来種のセイヨウタンポポ
8月11日は国民の祝日「山の日」でした。山の日の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」です。山は登山や川遊び、森林浴などのフィールドを提供してくれるだけでなく、きれいな水や空気、温泉など、数え切れないほどの恵みをもたらしてくれます。
日ごろ山で活動する私はここ数年、特に「山の日」が近づくと、感謝の気持ちを行動で表したいなと考えるようになりました。そこで思い付いたのが乗鞍岳の外来種駆除作業に参加することです。今回は楽しくてすがすがしい気持ちになれる「乗鞍美化の会」イベントの様子を紹介します。
高山植物のお花畑が広がる乗鞍岳山頂部
乗鞍岳は標高3026m。山頂に程近い2702mの畳平までバスが運行され、比較的手軽に登れる3000m峰として人気があります。昭和初期に作られた軍用道路がその後、登山、観光用として使われるようになり、現在に至ります。
2700mを超える高さまで乗り物(※)でアクセスできるのは日本では乗鞍岳だけ。登山者はもちろん、観光客も3000m近い環境を体験できる貴重な場所となっています。
しかし、近年はセイヨウタンポポをはじめとする外来植物が増加し(タイヤや靴の裏に付着するなどして運ばれたと思われる)、高山植物の生態系を崩す心配があります。今回のイベント主催者である「乗鞍美化の会」の話では、セイヨウタンポポは繁殖力が旺盛で、在来植物をしのぐ勢いで増えてしまうことがあるそうです。
また、日本古来の種であるニホンタンポポとセイヨウタンポポの雑種が生まれていることも問題になっているのだとか。この状況を危惧し、「乗鞍美化の会」では10年ほど前から年に数回の駆除作業を行ってきました。
※ マイカーでのアクセスは規制されています。畳平へは、バスもしくはタクシーで乗り入れます
執筆=小林 千穂
山岳ライター・編集者。山好きの父の影響で、子どもの頃に山登りをはじめ、里山歩きから海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、フリーのライター・編集者として活動。『山と溪谷』など登山専門誌に多数寄稿するほか、『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)、『DVD登山ガイド穂高』(山と溪谷社)などの著書がある。現在は山梨で子育てに奮闘中。
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