オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2022.03.31
「データプラットフォーム」という言葉をご存じでしょうか。データプラットフォームとは、企業が所有している顧客情報などのデータを蓄積・分析するための基盤のことです。
データプラットフォームを活用することで、ビジネスはどう変わるのでしょうか?ここでは、データプラットフォームの仕組みや特徴について紹介します。
データプラットフォームとは、企業が所有するデータを蓄積・分析する基盤のことです。近年、スマートフォンの浸透やクラウドの普及、IoTの活用といった影響により、膨大な種類・容量のデータ(ビッグデータ)を取得できるようになりました。データプラットフォームを活用することによって、一般的なデータ管理ツールでは処理しきれないデータを扱いやすくなり、より複雑なデータの蓄積や分析を行えるようになります。
ビジネスに資するデータ活用のためには、大きく以下4つの流れでデータを取り扱っていきます。データプラットフォームでは、この4つ流れを一気通貫することができます。
分析に必要なデータを集める
データ分析を行うためには、対象となるデータを集めることが必要です。しかし、企業が扱う多くのデータは、収集経路や取り扱うツールがさまざまです。そのため、サイトへのアクセス数はアクセス解析ツールからログを取得、購買データは販売管理システムから取得するなど、データ収集を仕組み化する必要があります。
データをためる
収集したデータは、CSVデータのような規則性をもつデータ(構造化データ)の他にも、規則性をもたないテキストや音声、動画、各種ログなどの形式(非構造化データ)も想定されます。これらを、データフォーマットを変えずに格納できるデータレイク(データ貯蔵庫)にためていきます。
集めたデータを加工する
データレイクに集めたデータは、ETL(Extract :抽出、Transform:変換・加工、Load :書き出し)処理で構造化データに変換・加工して、データウエアハウス(データ保管庫)に渡します。データウエアハウスに保管されたデータから、分析を行うために抽出されたデータはデータマート(データ市場)と呼ばれます。
データを分析する
ここまでの準備を経て、データを分析していきます。分析に当たっては、データ単体では分かりづらいため、BIツールなどを用いてグラフやチャート化するなど、誰でも理解できるように表示を組み替えます。
執筆= NTT西日本
覚えておきたいクラウド&データのキホン
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
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一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
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ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。