オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2022.03.31
業務におけるデータの保存場所は、これまで社内に構築したオンプレミスのファイルサーバーが使われていました。しかし最近は、クラウド上のサーバーにデータをアップロードする「クラウドストレージ」(オンラインストレージ)も利用されています。
クラウドストレージは自社でファイルサーバーを構築する必要がないため、情報システム部門がない中小企業やスタートアップ企業も利用しやすくなっています。さらに、インターネット環境さえあればどこからでも利用できるため、テレワークとの相性も良いです。
本記事では、クラウドストレージの使い方と活用方法について解説します。
クラウドストレージの機能はサービスにより異なりますが、多くのサービスで共通する基本的な使い方を紹介します。
まず挙げられるのが、複数人でデータを共有できる機能です。クラウドストレージ内にデータを保存すれば、社内・社外を問わず、複数人とデータが共有できます。データを共有する際は、共有用のフォルダを作成し、権限を限定したうえで、共有相手を招待するといった手順が必要になる場合もあります。
クラウドストレージを利用することで、場所を選ばす業務ができるのもメリットです。インターネット環境が整っていれば、たとえ外出先であっても、クラウド上のデータが利用できるからです。例えば取引先でプレゼンテーションをする場合、PCやUSBメモリーなどにデータを保存しなくても、クラウド上からデータにアクセスすることができます。もちろん、テレワークにも適しています。
大容量データを共有できるのも、特長の1つです。メールでデータを送付する方法もありますが、データ容量が大きい場合、送信に時間がかかってしまいます。CD-ROMやUSBメモリーのような記憶媒体を利用する方法もありますが、受け渡しを行うために発送作業などの時間ロスが発生します。クラウドストレージであればクラウド上のデータに直接アクセスできるため、手間を省くことができます。
執筆= NTT西日本
覚えておきたいクラウド&データのキホン
2022年5月20日(金)① 14時00分〜15時00分(予定)② 18時00分~19時00分
テレワーク関連
新型コロナウイルスの影響もあり、企業におけるテレワークの導入が拡大しました。
一方でまん延防止等重点措置が解除され、今後どのような働き方を目指すべきか迷われる企業様も増えているのではないでしょうか。
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ぜひこの機会にご参加ください。
2022年3月7日(月)~2023年3月31日(金)
法改正関連
2023年導入予定のインボイス制度の対応の準備はできていますか。インボイス制度は、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式として導入されます。仕入額控除の要件として、適格請求書発行事業者が発行する「適格請求書」の保存が必要となります。本セミナーではPwC税理士法人 村上 高士氏をお招きし、課税事業者の皆さまの立場で、インボイス制度導入後に何が変わり、どのような影響があるのかを解説します。