オフィスあるある4コマ(第11回)
チャットも会議も電話もマルチタスクを1台で
2019.04.16
ゴルフもビジネスも、目標に向かって積極的に取り組むことで、望む結果を手繰り寄せていきます。そのためにも、まず掲げた目標を具体的に「イメージ」する必要があります。今回はプレーに直結する“イメージする力”についてお話ししましょう。
「イメージ」という言葉を辞書で調べると「心の中に思い浮かべる姿や情景」とあります。ゴルフのプレー中は、これから打とうとするショットの弾道やボールがピンに寄っていくことを想像する機会が多いと思います。このとき、できるだけリアルに、良いイメージを持つほど結果も付いてくるものです。
例えば、打球がグリーンにオンし、2~3回バウンドした後、ピンに向かって転がって寄っていくシーン(視覚)や、そのときの打球音(聴覚)、手元で得られた感触(体感覚)などをイメージします。
さらに、ナイスショットの爽快感、ウキウキしたり、思わずガッツポーズをしたくなったりする気持ちなど……その時々の感情を、想像力を働かせてできるだけ具体的にイメージしてください。そのことで、結果がイメージ通りになる確率は格段に上がります。
スイングが良いと他人から褒められるけれど、自分が思うような目標スコアに届かないという人は、頭の中でリアルなイメージが描けていない可能性があります。「そうは言っても、経験がなければイメージするのは難しい……」と思われる人は少なくないかもしれません。確かにそうかもしれませんが、「経験がないからできない」というのは、実は間違いなのです。
リアルなイメージとは、仕事でいえば、PDCAサイクルのP(Plan)のようなもの。Planで、できるだけ現実的なイメージを描けるか、が仕事の成否につながります。ゴルフも同じで、実行へ移す前に成功するイメージを決めて行動する。めざす結果が得られなければ、何を修正すべきかを考え、また具体的に計画して行動する。この繰り返しが中身のある成功体験となっていきます。
具体的なイメージがないまま、仮にナイスショットが打てたとしても、それは意味のない成功体験です。リアルなイメージを持たずプレーに臨んでいる人は、ナイスショットの何が良くて、なぜそうなったのかを検証できないために次へつながらず、結果的にスコアが伸び悩む、ということに陥りやすいのです。
執筆=小森 剛(ゴルフハウス湘南)
有限会社ゴルフハウス湘南の代表取締役。「ゴルフと健康との融合」がテーマのゴルフスクールを神奈川県内で8カ所運営する。自らレッスン活動を行う傍ら、執筆や講演活動も行う。大手コンサルティング会社のゴルフ練習場活性化プロジェクトにも参画。著書に『仕事がデキる人はなぜ、ゴルフがうまいのか?』がある。
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