ビジネスを加速させるワークスタイル(第15回)
似ているようで違う、法人向け光回線の選び方
公開日:2021.02.22
コースプレーにおいて、一般的には平たんな場所からのショットより、傾斜地からのショットのほうが苦手という人が多いでしょう。私が主管するゴルフスクールにお越しいただいているお客さまにも傾斜地が苦手という方は少なくありません。しかしながら、「意外と傾斜地からのほうがナイスショットを打てているかも。易しいはずの平たんなフェアウエーからのほうがミスの確率が多い」と感じているお客さまもいらっしゃいます。レッスンで見ている限り、そうした人は初心者ではないけれど、決して傾斜地が得意な上級者ではありません。読者にも同じような思いの人がいるのではないでしょうか。
このように、ゴルフでは難しい状況からはナイスショットが打てるのに、易しい状況からミスを連発してしまうケースが多々あります。まったくゴルフとは難しいスポーツですね。実を言えば、心の動きがプレーに大きく影響しているのです。どんな状況でミスをするのか、成功するためには何をするとよいのか、具体的な例を挙げながら解き明かしてみましょう。
まずは、調子が良いのにスコアが悪いというシーンをいくつか挙げてみます。自身のプレーを思い出してみてください。
シーン1
ティーショットがナイスショットになり、フェアウエーのセンターをキープ。2オンが狙える絶好のポジションなのに、グリーンを意識すればするほど、なぜか大ダフリ。ドライバーは絶好調なのだと思い、ドラコンホールで巻き返そうと勢い込んで挑んだら、今度はチョロ。大恥をかく結果に……。
シーン2
ラウンド前日の練習では、ショットの調子が絶好調。明日のラウンドはさぞかし良いスコアで回れるだろう!と期待したものの、当日はミス連発で、思うようにスコアを伸ばせなかった。ラウンドスタート直前の練習でもナイスショットを連発していたのに、本番がスタートするとまったくよいところがなかった。
シーン3
ドッグレッグのホールで「あの山裾を狙おう」と打ったボールは思い通りの所に飛んだ。難しい局面ではうまく切り抜け、次打は、ストレートで広く易しいフェアウエー。多少曲げても大丈夫と思いながら打ったボールはフェアウエーの幅以上に大きくスライス、このホールは散々なスコアだった。
心身共に万全のコンディションでラウンドに挑めたにもかかわらず、上がってみたらスコアが悪い。簡単なことほどミスが増える。こうしたことは、ゴルファーならみな経験していることではないでしょうか。逆に、思わずうまくいく例として、肩や膝が痛いなど体のコンディションが万全ではない状態のほうが良いスコアで回れる。大たたきした後、開き直ってクラブを振ったらうまくいった……といったケースがあるでしょう。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
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執筆=小森 剛(ゴルフハウス湘南)
有限会社ゴルフハウス湘南の代表取締役。「ゴルフと健康との融合」がテーマのゴルフスクールを神奈川県内で8カ所運営する。自らレッスン活動を行う傍ら、執筆や講演活動も行う。大手コンサルティング会社のゴルフ練習場活性化プロジェクトにも参画。著書に『仕事がデキる人はなぜ、ゴルフがうまいのか?』がある。
【T】
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