ビジネスWi-Fiで会社改造(第9回)
Wi-Fiのトラブルに強くなろう―信頼獲得作戦
2021.08.02
スタッフの外出や通勤を控えるためテレワークを導入し、在宅勤務では個人所有のパソコンやインターネット回線を使用してもらっています。個人情報を取り扱うためセキュリティ対策を徹底するよう呼びかけていますが、何か有効な対策はありますか?
A.「ルール」「人」「技術」のバランスを考慮したセキュリティ対策を行いましょう
総務省による「テレワーク情報サイト」で公開されている「テレワークセキュリティガイドライン」では、情報セキュリティにおいて「ルール・人・技術」のバランスが重要視されています。
「ルール・人・技術」の3つの要素において「最も弱点と思われる要素のレベル=その企業全体のセキュリティレベル」となるため、三位一体のバランスを取り、均衡が崩れないようにする必要があります。
・自社で保護すべき情報資産を洗い出す
・自社のセキュリティ対策への脅威・脆弱性・リスクなどの弱点を把握する
・認識した弱点から重要度に応じて、情報のレベル分けを行う
・レベルごとに順序とルールをまとめ、体系的な対策と連絡体制を整備する
テレワークを実施するに当たり、自社が用意したテレワーク環境かどうかで注意点が異なります。
・提供した端末、ネットワーク、セキュリティソフトは業務目的以外に使用しない
・自社が提供したテレワーク環境以外では、極力業務を行わない
・セキュリティレベルに応じて定めた規定やルールを全社員に理解してもらう
困りごと解決ビジネス専科
2022年6月24日(金)13時30分-15時00分(予定)
業務効率化関連
これからの経営の重要なキーワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。
デジタル技術の急速な発展・SDGs等の社会環境変化や市場の競争環境変化により、企業はデジタルを活用した事業や業務の変革が迫られています。
本セミナーでは、「DX」の概念の理解に加え、事例等を通じ、具体的イメージをご紹介しながらDX推進のためのポイントをお伝えすると共に、すぐにできるDXをご紹介します。
ぜひこの機会にご参加ください。
2022年6月3日(土)~2023年3月31日(金)
業務効率化関連
DXという言葉はすっかりバズワードとなり、今やすべての企業にとってデジタル化は必須となっています。
しかし、DXの捉え方は会社によってさまざまで、「とりあえずデジタル」のような取り組みをDXと位置付けているケースもございます。
本セミナーでは、まず第一部で企業におけるDXの定義とDX活動を着実に前進させるポイントについてご説明し、第二部ではDX活動の第一歩として「おまかせAI-OCR」を活用したオペレーション改革について、具体例を交えながらご紹介します。